沖縄の経済的な自立と未来を考えた日。
今日も少しばかり寒い沖縄ですが、天気は良く青空が見えました。
僕は少々寒くてもこんな天気が好きですね。
暑くて湿気の多い時よりも少し寒くてもカラッとしてるほうが好きです。
行政書士記念日
今日は沖縄県行政書士会主催の行政書士記念日講演会があり、参加してきました。
行政書士の記念日は2月22日ですが、行政書士法が昭和26年2月22日に公布されたことから記念日として、全国各地でイベントが行われています。
その一環として行われた記念講演会でした。
行政書士についてもっと知りたい!と思われた方は以下をご覧下さい。
記念講演会は、第一部は世界中で話題の民泊に関わる講演「旅館業法並びに住宅宿泊事業法の概要と許可手続き等について」。
行政書士界でも注目されている分野で、手続きが激増している分野です。
講師は沖縄県保険医療部衛生薬務課の職員の方、旅館業法の改正と今年の6月15日から施行される「住宅宿泊事業法」について、解説してくださいました。
今回は一般の方もご参加いただけるオープンな講演会だったので、民泊事業者もしくはこれから民泊を始めたいと考えている方もご参加されていて盛況でした。
民泊は、不足する宿泊施設の現状と空き家を有効活用したいと考えるオーナーの需要と供給がマッチする時に、法制度にのっとった宿泊施設の提供ができるかが課題となっています。
旅館業法の改正と住宅宿泊事業法の整備は、これらの課題を解決することを目指していますが、新法の住宅宿泊事業法は詳細な手続きの方法が決まっていないようで、今回の公演では法律の制定の背景とその概要について知ることができました。
民泊の大きな問題は地域住民の方とのトラブル防止、安全安心な事業運営などがあるようですから、僕もその辺をしっかり理解したいと思いました。
沖縄の未来の姿を考えた
第2部は「沖縄観光の現状と課題」と題して、一般財団法人沖縄公共政策研究所理事長安里繁信氏の講演でした。
経済は消費であるという切り口から、沖縄観光の現状と課題について、お話しされていましたが、面白かった。
お話の内容もさることながら、ユーモアあふれる語り口や実体験に裏付けられたお話には引き込まれました。
観光振興のための予算要求の際の沖縄県職員や国会予算委員会での裏話は面白かったし、痛快でした。
信念をもって取り組んでいるからこそ、出てくる言葉の数々何だろうと思いました。
安里氏は国からの交付金や補助金で経済が成りたつ現状を憂い、沖縄経済がどうしたら自立できるのか、といった課題にあらゆる面から考えを巡らせています。
その中でも、今回のテーマに上がった「観光」は沖縄経済が自立する上でとても大事な分野です。
観光を外しては、沖縄経済は語れないでしょう。
2001年の米国同時多発テロや2011年の東日本大震災などで日本経済は大きな打撃を受けました。
海外からの観光客も激減したそうです。
沖縄も同じだった。
安里さんが、最初に観光振興を実現するために考える中で訴えたのは、日本が海外からの観光客を迎えるにあたり沖縄を起爆剤としたいと考えた。
「沖縄から日本を売りませんか?」
これが沖縄の観光振興の最初のとっかかりとしての切り口だったそうです。
安里さんは物事を考えるのに、今の世の中、正解はない。
だからこそ考えて、考えて、考えて、行動するしかないと強調されてました。
そんな思いからあらゆる視点の考え方が出てくるのでしょうね。
安里さんが、観光振興の事例として挙げていた米国ハワイ州のマーケティングにおけるゾーニングと税収を増やす視点はとても興味深かったですね。
安里さんのお話しを聞きながら僕も沖縄の未来の姿を自分なりに考えてました。
沖縄も経済的な自立はできると思うし、そうならなくてはならないと思います。
これからの子供たちに遺してあげられること
僕も故郷沖縄がこの先、どんな姿になるのか、考えることがあります。
アメリカの基地があるという地政学リスクがある中で、観光を軸とした経済成長をしていかなくてはならないと思います。
僕はアメリカ基地はないに越したことはないと思いますけどね。
ただ、幸いにも人口増加、入域観光客増加、美しい海、食や自然の沖縄ブランド、大らかな県民など魅力は事欠きません。
どんな沖縄にしたいのか?というグランドデザインが描ければ、沖縄は魅力的な場所であり、マーケットなのではないでしょうか。
今日の安里さんのお話では、観光を軸とした経済成長のロジックについては、示唆のある話がたくさん聞けました。
マーケティングの視点などです。
できれば、安里さんが沖縄の将来のグランドデザインをどのように考えているかをお聞きしたいですね。
そして、沖縄の将来のために、沖縄の将来を生きる子供たちの為に、僕ら世代の大人たちができることは、沖縄の成長はどのようにしたらなるのか?という正解はないけれども考えて行動する姿を子供たちに見せることも大事なことではないかとの言葉に、共感しました。
これからの沖縄はアメリカ基地反対!と叫ぶだけではなく、どうしたら自立した島になれるのか?ということを真剣に考え抜いて、行動していく必要があるのだなと思ったのです。
そんな思いを子供たちにも遺せたらいいですね。
今日のJAZZ
ジャズの奥深さというのは変化し続けてきたことにあると思いますが、その変化を長い間引っ張っていたのが、帝王マイルス・デイヴィスでした。
マイルスは「俺のやってるのはジャズじゃねえ!」と言ったとか。
マイルスの音楽は各分野に影響を及ぼしていたようですね。
僕もJAZZを聴き始めた時にマイルスの演奏を追っかけて、これはなんなんだ?と思うことしばしばでした。
いまだにあまり好きになれないフュージョンという分野がありますが、その代表作でマイルスのアルバム『Bitches Brew』(ビッチェズ・ブリュー)は初めて聴いたときはこれはJAZZなのか?と耳を疑いました。
1970年代にロック的要素を取り入れた電子ギターや電子ピアノによる演奏をフュージョンというようです。
僕はあまり好きになれませんが、JAZZの歴史を知るうえで、外せない時代なんですね。
多くのミュージシャンに影響を与えた音楽であることは間違いないようです。
JAZZはフュージョンの隆盛10年余りのちの1980年代に入るとアコースティックなJAZZに回帰するのです。
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