【病院でも聴きたいジャズ6選】ジャズはいつでも寄り添ってくれて癒しと安らぎを与えてくれる。闘病記なり。

JAZZ好きの行政書士城間恒浩(@jazzyshiroma)です。
僕は沖縄県那覇市松尾で遺言相続専門の行政書士として、遺言書や遺産分割協議書の作成、相続や終活のご相談を承っております。
これまで関係した遺言書・遺産分割協議書・贈与契約書等の作成は100件以上、相続相談は300件以上となっており、相続や遺言のことでお困りの方がいることを肌で感じ「相続は準備させすれば、ご本人もご家族も幸せになれる」ことを実務を通じて実感しています。
このブログでは、実務を通じて感じる相続や遺言の話を中心に書いています。
また、たまに相続や遺言以外のことを書いています。

行政書士ジャジー総合法務事務所

はじめに

今日のブログは僕が今年になって、経験した2度の命の危機について書いてます。
もしも、このブログを読んでくださる方の中に、少しでも体に不調を抱えている人は、早めに体を調べて対策、治療をしたほうがいいですよ。

健康第一、とはよく言ったものです。
健康でなければ、できないことがありますから。

また、入院、治療に際して沢山の方にご心配をいただきました。
おかげさまで、無事に生還できました。

皆様も健康には十分にお気を付けくださいね。

自動車事故に遭遇

今年に入って命の危険を感じた、まずは一つ目です。

日ごろ人の死と向き合う仕事をしていますが、いざ、自分の死と向き合うときには考えていることとは違った感覚がありますね。

今年に入って一度目の命の危機は、1月22日、くしくも「ジャズの日」でしたが、雨の降る夜、次男坊を塾に送る途中に対向車線の軽トラックがスピードを出し過ぎてスリップし、僕らの車(当時の相棒ヴィッツ)の前をかすめ左側のガードレールに衝突し、跳ね返った軽トラックが僕らの車の助手席側のドアに衝突しました。

僕らの少し前を走っていた原チャリもマフラーをかすめたようですが、軽トラ、原チャリと僕ら大きなケガはなく、その場ではしっかり話もできる状況でした。
ただ、あのスピードで直接、運転席側のドアに突っ込まれていたら、僕か次男坊の命はなかったのではないかと思うと、怖かったですね。
雨の日にスピードの出し過ぎはいけません。
どんなに急いでいてもです。
事故を起こすくらいなら遅刻してください。
人の命や自分の命よりも大事な要件はありませんから。

ただ、人生初の大きな自動車事故でしたが、自分が加害者にならずに済んでよかったと心の底から思いました。
安全運転第一です。

自動車事故の翌日に書いたブログです。

思わぬ自動車事故で頭をよぎった事。

ただ、この自動車事故は後々、ぶつけてくれてありがとう、とも思えるような出来事でした。
というのも、この事故がなければ、治療することが遅れた疾病が2つも見つかったのです。

高血圧症の判明

そんな車の事故で、首回りや右肩に違和感があったので、整形外科を受診していました。
ある日(2月8日)、リハビリを終えて、高齢の女性が血圧を測っているのを見て「お、久しぶりに図ってみるか」と軽い気持ちで、図ってみたら・・・
なんと、「上が170、下が110」とかなり血圧が高い。

ただ、僕は高齢の女性も同じくらいの血圧だったので、その場にいた看護師さんに「この血圧計は壊れてませんか?」と軽口をたたいたのです。

看護師さんは真顔で「そんなことはないよ。すぐに先生に診てもらって。」と整形外科の先生に相談しましたが、専門の内科を受診することに。

その日のうちに、内科を受診したのですが、完全な「高血圧症」でした。
成人病確定です。

家族に血圧が高いものがいたことや日ごろの食生活、飲酒機会を機会を考えるといつかはやってくるのかもしれないとは思っていましたが、49歳で高血圧症となるとは、少し早い気もしました。

内科で処方してもらった降圧剤(アムロジピン錠5mg)を毎朝服用し、朝晩は血圧を測り、食生活も少し見直しました。
薬を服用すると、血圧は夜は上が130前後、下は90前後にまで落ち着きました。
下はなかなか下がらないんですね。

血圧測定器 降圧剤 血圧手帳

血圧測定器 降圧剤 血圧手帳

ただ、降圧剤を服用するようになって、体がとても楽になりました。
朝起きるのが楽になりましたし、食事の後の倦怠感もなくなった。
こんなことも高血圧症の症状だったのかもしれません。

また、食生活を見直した結果、1か月半ほどで4kg(74kg→70kg)程のダイエットとなりました。
食説勝の見直しとは、腹八分目、夜は白飯や炭水化物を抑える、朝は果物と水を中心、間食しない。

ここ数年は仕事の報酬が入ると自分へのご褒美にスウィーツを買って食べてましたが、仕事も順調でしたので、その機会が多く、結果的に体にもよくなかったのだと思います。

そして、血圧症と診断された内科で、問診を受ける中で、数年前から気になっていた心臓の痛みについても高血圧症と関係あるのか?と質問をしたところ、関連性はあるかもしれない、発作が出ているなら緊急性があるかもしれないので、直ぐに心臓専門の医療機関を受診するようにと、紹介状を渡されたのです。

緊急性を要する・・・
自分では、そんな風には考えていなかったので、少しびっくりしましたが、翌日、心臓専門のセンターがある医療機関へ。

狭心症と診断される

実は3年ほど前にも少し胸の痛みがあったので、この病院は受診していたのですが、対処療法の薬の服用で済ませていたのです。
ひどくなるようなら、精密検査をしようとのことでした。

しかし、僕は痛みはあるものの大丈夫だ、と思い薬を飲み切った後は、放置していました。
この3年間には月に数度、ひどい時には日に数度の胸の強弱の痛み、意識が遠のき気絶しそうになるほどの胸の締め付け、激しい動悸は何度もありました。
今考えると、そんな症状を放置していたのが、怖いですね。

2月9日に、心臓治療専門の部門を設置する病院を受診し、精密検査を勧められ、携帯用の24時間の心電図測定とカテーテル検査をすることに。
それまでに、何も起こらないことを祈りながら過ごしてました。

2月24日に24時間心電図で検査した結果は、不整脈もなく、大きな異常はなかったようです。
僕もその1日は不調は感じなかった。

高血圧の治療をしているので、かなり体調が良かったことも影響していたのでしょう。

ただ、胸痛などの症状があるので、カテーテル検査はしたほうがいいだろうとのことで、3月11日に日帰りの検査を実施。

カテーテル検査

カテーテル検査後の安静タイム。2時間ほど検査後の不具合に備えてベッドで安静にしてました。検査の時は何事もなかった。

その検査で分かったのが心臓の左側の裏にある血管(心臓にある3本の冠動脈の1本)の一部が細く(狭窄)なっていることが分かり、これが胸痛などの原因となっているだろういうことでした。
病名は冠動脈疾患の「狭心症」でした。
細い血管の血流が悪く、心臓や体全体にダメージを与えていたんですね。

お医者さんから一言「詰まらなくて(閉塞しなくて)良かったですね。」

これが詰まると心筋梗塞や血栓が流れ出すと脳梗塞などにもつながるようで、危なかったらしいです。
ともあれ、原因は分かったので、あとは治療をするのみ。

カテーテル手術に向けて、血液をサラサラにする薬(タケルダ配合錠)とコレステロールをコントロールする薬(ロスバスタチン錠2.5mg)の服用を始め、朝の服用役は降圧剤を含め3錠になりました。

経皮的冠動脈形成術(風船治療)

僕の受けた治療(手術)は「経皮的冠動脈形成術(風船治療)」といい、細くなっている血管にカテーテルを挿入し、風船で膨らませてステントを置く手術です。

風船を用いるので、風船治療といいますが、最近の治療法の中心はステント治療と言われるようですね。

ステント治療の詳細は、他のサイトに譲りますが、心臓の血管にカテーテル、風船やステンをを入れるのですからリスクはあります。

同治療における死亡率は2002年に日本における調査で0.36%あり、一般的には0.1%ほどのリスクがあるだろうと言われています。

ただ、放置していれば、それ以上のリスクがあるのでしょうし、治療するしかないですよね。
僕は何事も判断は最終的には自分でするしかないと考えていますが、決めたら最後は、専門家に任せるしかないと思っています。

相続の手続きのこともそうです。
あらゆる見地から情報を得て、あとは自分で判断し、自分でできないことは専門家に任せるしかないですからね。
そして、そのリスクは自分が負うのです。

そして、専門家はそのリスクを最小限に抑える手段を最高の技術で施すわけですからね。

3月25日に入院しましたが、数日前に京都から帰省した長男坊との接触があったことから新型コロナウイルスのPCR検査を受けて陰性でなければ入院はできないと判断され、急遽、PCR検査を受けましたが、70分の検査街の結果、陰性でした。

25日の午後に手術しましたが、前回のカテーテル検査で、なんとなく感じは分かっていたのですが、さすがに手術は長かった。
それでも、手術時間は50分程でした。

手術は、何の問題もなく、スムーズにいきました。
部分麻酔で、術中も目は開けられるし、声も聴こえますが、僕は医師、看護師とスタッフさんを信じ、寝ているしかなかったですね。
術後は、少し意識がもうろうとして、車いすに乗って主治医の話を聞きましたが、気絶しそうでした(笑)

手術中の血管のエコー動画を見ながら血管が狭くなっているところなどを確認すると、改めて命が助かってよかったな、と思いました。

今年に入って、2度目の命の危機を感じてましたから。

その後、病室に戻って、ベッドに横になって安静にしてました。
左腕はカテーテルを挿入した血管がふさがるまであまり動かせず、右腕は点滴をしているので翌日の朝までは不自由な時間を過ごしましたね。

トイレに行くのも大変だし、飲み物を飲もうと思ってペットボトルを開けようとしても力が入らず往生しました。

経皮的冠動脈形成術(風船治療)後に病室にて

経皮的冠動脈形成術(風船治療)後に病室にて。左手首はカテーテル挿入後の血管がふさがるのを待つため動かせず、右腕は点滴をしています。

術後の経過

今回は2泊3日の入院で、初日に手術をし、二日間は様子を見ていました。
術後に血栓が流れて体に不具合が出ることもあるようなので、術後の経過を見ることは大事なようです。

入院二日目の朝まで、点滴をし、カテーテルを挿入した左手首を止血していましたが、これが外れると楽でした。

体に装着しているのは、心電図だけで、無線でデータがナースセンターに飛び監視できるようなので、自由に動き回れて楽でした。
少しずつ、病院内の廊下を歩いたり、シャワーを浴びたりして、リハビリ、リフレッシュをしていましたが、病院の窓から見える景色が綺麗なので、癒されました。

シャワーを浴びてた後に飲んだレモン風味の炭酸水が、良く冷えててシュワシュワで、本当に美味しかった!

炭酸水

手術の翌日にシャワーを浴びた後に飲んだ炭酸水が美味しかった。

しかし、手術中と術後に使用した薬剤の影響もあるのでしょうが、3日目に退院した後もしばらくの間、頭痛、吐き気と発熱に悩まされました。

体の中にカテーテル、風船、ステントや薬剤などの異物を入れるので当然といえば当然かと思います。
暫くは解熱鎮痛剤を飲みながらゆっくり過ごしましたが、退院した翌日28日(日)のサザエさんが始まる頃には、ほぼ回復していました。

そして、今日29日(月)は朝から普通に仕事をしています。
入院したのが25日(木)ですから正味5日間で、心臓の治療をして普通の生活に戻っています。

もちろん、術後は無理は禁物で、油断できませんし、血管の再狭窄の可能性もありますので、十分に気を付けて生活したいと思います。
暴飲暴食をやめて体にいいものを適度に撮りたいと思います。

しかし、最近の医療技術は凄いですね。
カテーテルの手術の外見上確認できるのは、左手首に2mmほどのカサブタが残っているくらいです。

カテーテル手術のカサブタ

カテーテル手術のカサブタ

入院時の持参物

病院から入院時に持参してもらいたいものとして、事前にお知らせがあったのが、次の通りです。

洗面用具:洗面器、歯ブラシ、コップ、石鹸、シャンプー、電気カミソリ

その他:ティッシュペーパー、コップ、フェイスタオル、バスタオル、下着、履物、飲み水(ペットボトル)、卓上時計

実際に2泊3日の入院を体験して分かったのは、上記の持参物のうち、電気カミソリは短期間の入院や治療部位によっては要らないですね。
コップはマグカップと紙コップがあると便利です。

そして、僕の場合にはしばらく両手を使うのが難しかったので、ペットボトルの蓋を開けるのさえ大変でしたから、治療部位によっては工夫した方がよさそうです。

さらに追加であるとよかったのが、耳かきと綿棒でした。
ワイヤーハンガーも持っていくと便利かと思います。

入院時に持参してもらうもの

入院時に持参してもらうもの

入院時に欠かせないジャズ

そして、何にもまして必要だったのが、ジャズでした。

入院中も折に触れてジャズを聴いていました。
YouTubeやAmazonミュージックでどこにいても好きなジャズが聴けます。

ベッドに横になりながら病室の窓から青空を見ながら聴くジャズ、夜景を見ながら聴くジャズ、読書をしながら聴くジャズ、ボーっとしながら聴くジャズの全てが癒しでした。

僕がジャズを聴き始めたのは20年程前で、心身ともに疲れて眠れない日が続いた時にヒーリング音楽として、聴き始めました。
ジャズには安らぎと癒しを求めて聴き始めたんです。

それは今も変わらないですね。
今回、入院して心臓の治療をする中でも、一人病室にるときにジャズに癒されましたから。

新型コロナウイルス禍において、家族や友人との面会もかなわない中、癒される音楽は大事だと改めて感じましたね。

新書で入門 ジャズの歴史 相倉久人氏 新潮新書

病院の入院階のラウンジからの景色は最高で、そこでジャズを聴きながら読書をしていました「新書で入門 ジャズの歴史 相倉久人氏 新潮新書」

ということで、月曜日恒例の過去6日間にブログで紹介したジャズのまとめ記事です。
入院中もブログは欠かさず発信しておりましたが、聴いていたジャズなどを紹介しています。
癒され安らぎを与えてくれたジャズです。
ジャズっていいですね。
ちなみにミュージシャンの名前の後の《》内は曲名、『』内はアルバム名です。

チェット・ベイカー《My Foolish Heart》

トランぺッター、チェット・ベイカーの《My Foolish Heart》を紹介します。
チェットの歌声も聴けますが、悲し気な歌声と音色です。
一昨年には、チェットの最後の数日を事実に基づいたフィクションとして同名の映画も放映されました。
チェットは素晴らしいミュージシャンでしたが、薬や酒におぼれる人生を送り、人間的には「Foolish(愚かな)」部分が多かったですね。

ボビー・ティモンズ《Softly, As in a Morning Sunrise》

ピアニスト、ボビー・ティモンズの《Softly, As in a Morning Sunrise》をB.G.M.にブログを書いてます。
ベーシスト、ロン・カーターの出だしの演奏を聴いていると爽やかな感じはしませんが、徐々に盛り上がっていきます。
カーターのソロ・パートが多いですね。
1961年10月のニューヨーク、ヴィレッジ・ヴァンガードでのライブ収録のようで、拍手の音や笑い声が聞こえてきます。

マイルス・デイヴィス『Kind Of Blue』

トランぺッター、マイルス・デイヴィスの名盤中の名盤『Kind Of Blue』を紹介します。
僕が紹介するまでもないのですが、ジャズいや音楽界を代表するアルバムの一つで、誰もが耳にしたことのある曲が収録されていると思います。
ジャズを聴き始めた初心者ならこのアルバムから入るとジャズの良さがわかるんじゃないでしょうか。

ジョン・コルトレーン『Ballads』

サックス奏者ジョン・コルトレーンのアルバム『Ballads』を紹介します。
その名の通り、コルトレーンのバラードばかりが聴けますが、とろけますね。
とある本屋さんでこのアルバムの販促用POPには「これで落とせない女性はあきらめろ」といったことが書かれていたそうですが、本当にそうです。
それくらい音楽の力を感じるアルバムです。

ビル・エヴァンス《Waltz for Debby》

ピアニスト、ビル・エヴァンスの《Waltz for Debby》を紹介します。
これも僕が紹介するまでもなくジャズを聴かない人でも一度は聴いたことのある演奏ではないでしょうか。
ジャズ界に大きな影響を与えたエヴァンスはクラシック音楽にも造詣が深くジャズにもふんだんにその要素を取り込んでいますが、その演奏のエレガントなこと。
Waltz for Debby》を聴くと清々しい気持ちになります。
エヴァンスは姪のデヴィーのために作曲したそうで、姪っ子の前で良く演奏していたそうです。

バド・パウエル『jazz giant』

ピアニスト、バド・パウエルのアルバム『jazz giant』を紹介します。
知り合いのジャズ・ピアニストにお勧めのアルバムを尋ねたら教えてもらったものです。
その時の知り合いのピアニストが「天才バド・パウエル」と言われたのを今でも覚えています。
なんで天才なのか?そのスピード感あふれる演奏を聴いていたら、これが天才といわれる所以なのだろう、と納得します。

相続セミナー・説明会情報

自主開催セミナー

わかりやすい終活、相続と遺言書のはなし ~幸せな相続の準備~ 説明会

開催日時:令和3年4月27日(火) 午前10時から11時20分
開催場所:沖縄県教職員共済会館「八汐荘」(那覇市松尾1-6-1)

新型コロナウイルス感染拡大予防のため完全予約制となっております。
また、感染拡大防止のため中止することもありますので、ご承知おきください。

ラジオ番組パーソナリティ

「ジャジーのJAZZタイム×幸せな相続相談」(FMレキオFM80.6MHz)
毎月第1および第3水曜日21:00~21:50放送中。
スマホのアプリでも聴けます。ダウンロードはこちらをクリックしてください。
「行政書士がラジオ番組?」と不思議に思ったらこちらをクリックすると理由が分かります。

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