相続において大事なことは遺言書を書くことだけど、その遺言書を書く意味は貴方の想いを伝えることにある。

こんにちは。
沖縄県那覇市のJAZZ好きの行政書士ジャジーこと城間恒浩です!

遺言書は相続争いを予防する

僕は日ごろから「相続争いの予防には遺言書を書くことが一番です。」とお伝えしています。

もちろん万能ではありませんが、大部分の相続争いを予防してくれます。
なぜかというと、遺言書は故人が遺した財産の分与方法を本人が指定しているわけだから、ご家族も納得することでしょう。

だから遺言書は大事なんです。
法的に有効かつあまりにも不公平にならないような遺言書を書けば、相続争いの大部分は避けられるはずです。

付言事項で気持ちを伝えてほしい

法的に有効な遺言書は、法的拘束力を持ちます。
ですから、法的な要件は絶対に外してはいけません。
自筆証書遺言だと法的に必要な4つの要件がありますが、詳しくはこちらのブログを読んでくださいね。

遺言書を書く時にこれ書くとご家族に伝わりやすいと思うのが「付言事項」です。
付言事項は法的な拘束力はありませんが、遺言者の気もちを伝えられる事項なんです。

「なぜ、この遺言書を書いたのか。」
「なぜ、このような財産分与の方法を指定したのか。」
「自分の亡き後家族にはどうしていてほしいのか」
などなどの気もちを伝えられるのです。

付言事項は書かなくてもいいものですが、書いてあるとご家族への想いの伝わりかたが違います。

僕のご依頼者には「付言事項」を書くことをお勧めしています。
そして、ほとんどのお客様が困った顔をしながらも素直に気持ちを書いてくださっています。

付言事項を完成させるときには、僕も思わずウルッとすることもあります。

遺言書を書くのは、財産の分与方法を書き綴るだけではありません。
あなたの気もちをご家族に伝える方法なんです。

なかなか面と言えないことも遺言書ならかけると思います。
ご家族があなたの遺言書を見るときには、あなたはもう天国ですから、思いっきり本音で付言事項を書いてくださいね。

今日のJAZZ

ピアニストOscar PetersonのLive(1989)。
凄くアグレッシブな演奏です。
ライブ演奏こそ彼の持ち味だという人もいます。
JAZZクラブで聴いてみたいプレイヤーの一人でした。

 

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