行政書士が遺産分割協議書を作成することで公正な手続きが実現できる。
雲が多いものの天気のいい沖縄県那覇市ですが、梅雨入りしたようです。
昨年よりも16日程早いけど平年よりは7日ほど遅いとのこと。
沖縄の梅雨明けは6月下旬ころ。
しばらくうっとおしい季節が続きますが、この時期に雨が降らないと夏場の水不足に繋がるので、思いっきり降って、早く明けてほしいですね。
こんにちは!沖縄県那覇市の遺言・相続専門JAZZ好きの行政書士ジャジーこと城間恒浩です!
公正中立な立場で書類作成を行う
相続遺言を専門としている僕の仕事は大まかに言えば、相続開始前の遺言書作成、贈与契約書作成、信託契約書作成や相続開始後の遺産分割協議書作成、法定相続情報一覧図作成などがあります。
また、状況に応じてコンサルティングや他の士業との調整役としてもお客様対応させていただきます。
遺言書の作成は遺言者の意思を反映させるので、後々のリスクなどをアドバイスしながら作成します。
一方で、相続開始後の遺産分割協議書の作成は、相続人の合意の結果を書面にまとめるのですが、なかなかアドバイスしにくいところはあります。
なぜかと言えば、財産を誰が引き継ぐかについて、相続人同士の駆け引きがあるからです。
もちろん、手続き上のアドバイスなどはさせていただきますし、不動産の共有は後々の問題になることは避けたほうがいいことなどをご説明はしますが、この財産は長男が引き継ぐべきだ、だから預貯金は二男と長女で分けたほうがいい、などというのはなかなかアドバイスしにくい。
誰かひとりの相続人の立場に立って話をすることもできませんし、相続人一人の代理人となり遺産分割の話合いに加わることも基本的には行政書士はできませんから。
ですから、遺産分割協議書の作成は相続人全員の合意を手続きが円滑に行えるようにするための意味合いが大きいかもしれません。
ただ、最近、自分の仕事のことを見直す機会がありました。
お客様から「法律の専門家である行政書士の僕が書類を作成することで、相続手続きが公正に進められる証となる」と言われました。
確かにそうですね。
相続人同士だけで、話し合い、遺産分割協議書を作成したのであれば、偏った遺産分割協議がなされていたり、相続人の中には言いたいことも言えなかったり、相続関係の法令がわからないまま手続きが進んだりとスッキリしないことがあるのかもしれません。
そんな時に専門家が入り、ちゃんと説明して、遺産分割協議の結果を第三者が書面にまとめて、皆が確認できるというのは相続人の安心につながるのではないかと思います。
僕の仕事は、書類の作成ではなく、安心を提供してるんですね。
改めて気づいたことです。
今日のJAZZ
昨日のJAZZではトランペッター、ブラウニーことクリフォード・ブラウンの曲を紹介しました。
クリフォード・ブラウンは、素晴らしい人柄から多くのミュージシャンに慕われていたようです。
サックス奏者ベニー・ゴルソンはブラウニーの死に深く悲しみ、その死を悼み《I Remember Clifford》を作曲します。
ブラウニーの鎮魂歌として多くのジャズメンが演奏するとともに、ジャズのスタンダードとなっています。
今日はベニー・ゴルソンとトランペッター、アート・ファーマーなどのJAZZTETによる《I Remember Clifford》を紹介します。
【相続セミナー・説明会情報】
「争わなくてすむ相続を遺言書で実現する ~幸せな相続の準備~ 説明会」
【開催概要】
◇開催年月日:令和元年5月29日(水)
◇時間:10:00~11:45
◇定員:先着12名
◇参加費:2,000円(税込)/名
※当日、会場にてお支払いください
【申込方法】
◇電 話098-861-3953
◇メールお問合せフォーム
題名に「5/29セミナー参加申込」と入力お願いします
【会 場】
沖縄県教職員共済会館「八汐荘」3階小会議室
那覇市松尾1-6-1
駐車場有(説明会参加者無料)
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【ラジオ番組パーソナリティ】
「ジャジーのJAZZタイム×幸せな相続相談」FMレキオ(FM80.6MHz)
毎月第1および第3水曜日21:00~21:50放送中。
ご家庭のラジオなら那覇市と浦添市、カーラジオなら北は読谷村、沖縄市、南は豊見城市、与那原町まで聴けます。
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