【トランペッター6選】ジャズ初心者に聴いてもらいたい6名のトランペッター。
ここ数日は朝晩は少し冷えてまして、周りにも風邪をひいてる人が何人かいます。
暑くなったり、寒くなったり体には堪えますね。
体調管理には気をつけましょう。
寒い時には温かいコーヒーや紅茶を飲みながらジャズを聴いてるのが至福の時間ですが、なかなかそんな優雅な時間もなく、バタバタしております。
明日は僕の主催の相続セミナー「いまさら聞けない終活と相続と遺言のはなし~幸せな相続の準備~説明会」もあり、遺言書作成や遺産分割協議書の作成など多数のご依頼を頂いてます。
事務所でジャズを聴きながらコーヒーをおともに夜なべしたいと思います。
こんばんは!沖縄県那覇市の遺言・相続専門JAZZ好きの行政書士ジャジーこと城間恒浩です!
目次
多彩なトランペッター
先週の火曜日からトランペッターを中心に紹介してきましたが、振り返ってみると錚々たるメンバーですね。
僕がまだまだジャズのことを良く知らないので、どうしても有名人に偏ってしまうとはいえ、このトランペッターの演奏を聴けばジャズの楽しさがわかるのではないかと思う面々です。
もちろん、まだまだ沢山のトランペッターがいますが、僕がその日に思い付いたジャズマンを紹介したにすぎません。
しかし、この人選は自分ながらいい紹介だったと思っていますよ。
1940年代から今も活躍するトランペッターまで幅広く選んでますし、演奏スタイルも個性的な6名が揃っています。
トランペッターと言えば、帝王と呼ばれたマイルス・デイヴィスがいますが、その他のミュージシャンもそれぞれバンドリーダーとしても活躍しジャズ界しいては他のミュージシャンに影響を与えた人物だと思います。
トランペットの音色は空間を切り裂くようなこともあれば、情緒的な雰囲気を作り出すこともありますし、ソロイストとして朗々歌い上げる瞬間もあります。
僕はマイルスのミュートの効いた演奏を聴いたときには、心がとても落ち着き、なんとも優しい音色なんだと感動を覚えました。
多くのバンドリーダーもいて、トランペッターはジャズの世界でもリーダー的な役割を果たしているのでしょうね。
ちなみに、ミュージシャンの名前の後の《》内は曲名、『』内はレコード・アルバム名です。
ところっで、僕もトランペットを持ってますが、全く吹けませんので、悪しからず(笑)
ディジー・ガレスピー《Salt Peanuts》
今週(11/20-25)はトランペッターを紹介しようかと思います。
トップバッターは多くのミュージシャンの憧れであり、影響を与えたディズことディジー・ガレスピーです。
ビッグバンド時代から活躍し、小コンボのビ・バップ創世記には中心的な役割を果たした人物で、後に帝王と呼ばれるマイルス・デイヴィスもディズには多くのことを学んだようです。
トランペットのベル(音の出る丸いところ)が上を向いてたり、演奏する時に頬がぷーっと膨らんだり、服装はいつもオシャレだったそうで、とても個性的なミュージシャンだったようですね。
僕がディズを知ったのは、バードことチャーリー・パーカーとの関係からですが、バードとディスのグループは当時、かなりの人気があったようですね。
今日(11/20)はディズとバードが共演している《Salt Peanuts》を紹介します。
楽しい演奏ですよ。
「ソルト・ピーナッツ」という掛け声も入ってます。
マイルス・デイヴィス《‘Round Midnight》
今週(11/20-25)はトランペッター特集で、2回目ですが早くも帝王マイルス・デイヴィスを紹介したいと思います。
マイルスも帝王と呼ばれジャズに限らずジャンルを超えて多くのミュージシャンに影響を与えた人で、いつも自分の理想とする音を追求し、新しいことにチャレンジした人でした。
ジャズを聴かない人でもマイルスのことを知っている人は多い事でしょう。
しかし、そんなマイルスも最初から順風満帆だったわけではありません。
1940年代のデビューのころからチャーリー・パーカーやディジー・ガレスピーなどの大物ミュージシャンとの競演はありましたが、マイルスが世の中で広く認知されるようになったのは1950年代半ばだと言われています。
そのきっかけとなったのが、1955年に亡くなったチャーリー・パーカーの追悼コンサートともなったニューポート・ジャズ・フェスティバルでの演奏がきっかけだと言われています。
その時の演奏が大手レーベルのコロムビア・レコードの目に留まり、当時在籍していたプレステッジから移籍し、マイルスの存在が広く世界に認知されるようになりました。
その後も麻薬による空白の期間はあったものの1991年代まで音楽界をけん引したのです。
今日(11/21)はコロムビア・レコードに移籍して、第一期黄金のクインテットと言われるマイルス、ジョン・コルトレーン(サックス)、レッド・ガーランド(ピアノ)、ポール・チェンバース(ベース)、フィリー・ジョー・ジョーンズ(ドラムス)のメンバーで制作したアルバム『Round About Midnight』から《‘Round Midnight》を紹介します。
マイルスのミュートの効いた演奏と、若くとも後にジャズ界の巨人となる面々との演奏はとてもクールです。
リー・モーガン《The Sidewinder》
今週(11/20-25)はトランペット奏者を紹介してまして、3人目となります。
ジャズも様々なジャンルがありますが、ノリのいい、素直にかっこいいと思う演奏も多々ありますが、僕がこれはジャズなのか?と思うほどジャズのイメージからかけ離れた曲があります。
リー・モーガンの代表作《The Sidewinder》です。
ジャズロックと言われるようにロックの要素もふんだんに取り込まれています。
一度聞いたら耳から離れないフレーズではないでしょうか。
トランペット、サックス、ピアノ、ベースにドラムスのクインテットですが、モーガンのトランペットだけでなく、リズムセクションも素晴らしいし、サックスも効果的です。
リズムセクション(ピアノ、ベース、ドラムス)にツーホーンという構成も演奏に幅が出て楽しいですね。
モーガンは人気絶頂の33歳の若さでライブの休憩中に愛人に銃で撃たれて亡くなります。
惜しいですね。
チェット・ベイカー《Autumn Leaves》
今週(11/20-25)はトランペッター特集で、4人目の紹介です。
チェット・ベイカーを紹介します。
1950年代から1988年の不慮の死まで、甘いマスクとリリカルな演奏、そして中性的な歌声でヴォーカリストでもあったチェットは一時期はマイルス・デイヴィスの人気をしのぐほどであった。
チェットの《Autumn Leaves》(枯葉)を聴いたときには、なんだかお腹の底からグッとくるものがあります。
チェット・ベイカーの半生を描く映画「ブルーにうまれついて」が2015年に公開されてますがあ、まだ見てないんですよね。
麻薬から縁の切れなかったチェットでしたが、人気トランペッターとして生きた姿をしっかり見てみたいと思います。
ウィントン・マルサリス≪April In Paris≫
今週(11/20-25)はトランぺッター特集です。
今日(11/24)は1980年代に登場した、伝統的なアコースティック・ジャズを継承するものとして登場したウィントン・マルサリスを紹介します。
一家揃って音楽に従事しており、父親のエリス・マルサリスの教えを受けジュリアード音楽院を経て偉大なミュージシャンとなります。
ジャズはいつも変化を繰り返し、1980年代と言えばエレクトリック・ジャズやフュージョンなどが隆盛を誇る中、アコーステックなジャズはある意味新鮮で、大きな支持を受けた。
ウィントン・マルサリスの≪April In Paris≫を紹介します。
クリフォード・ブラウン『Study In Brown』
トランペッターの紹介を続けてきましたが、今日(11/25)で6人目。最終回です。
ブラウニーの愛称でその人柄で多くのミュージシャン仲間からも慕われたクリフォード・ブラウンを紹介します。
10代からその技術は評価され、学生時代から多くの大物ミュージシャンと共演していました。
ドラマーのマックス・ローチとの双頭クインテットは人気もあり、素晴らしい演奏を繰り広げていました。
今日はブラウニーとローチのアルバム『Study In Brown』を紹介します。
ブラウニーは25歳のときに交通事故で亡くなります。
あまりにも早い死です。
ブラウニーと親交の深かったサックス奏者ベニー・ゴルソンはその死を悼み《I Remember Clifford》を作曲し、この曲の演奏で一番有名なのがトランペッターのリー・モーガンです。
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◇時間:10:00~11:45
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【申込方法】
◇電 話098-861-3953
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【会 場】
沖縄県教職員共済会館「八汐荘」3階小会議室
那覇市松尾1-6-1
駐車場有(説明会参加者無料)
【ラジオ番組パーソナリティ】
「ジャジーのJAZZタイム×幸せな相続相談」FMレキオ(FM80.6MHz)
毎月第1および第3水曜日21:00~21:50放送中。
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