知ってますか?亡くなった方の本籍の調べ方や戸籍・除籍・改製原戸籍の取得方法。

お昼に食べた那覇市松川の沖縄そば屋「ゆうなみ」の鶏塩つけ麺が美味しかった。
沖縄そばのつけ麺はまだ珍しいのではないかと思います。
塩味の効いたつけ汁に自家製の細めの平麺の沖縄そばをつけて食べます。
トッピングの鶏肉は柔らかく煮てあるし、テーブルに置いてあるフーチバー(よもぎ)をお好みで入れるとなお美味しいですよ。
お薦めの沖縄そばのつけ麺です。
こんにちは!沖縄県那覇市の遺言・相続専門JAZZ好きの行政書士ジャジーこと城間恒浩です!

沖縄そば屋「ゆうなみ」鶏塩つけ麺

家系図作成のための戸籍謄本などの収集は行政書士ができるか?

今日、家系図の作成ができないかとのお問い合わせがありました。
相続手続きなどで使うものではなく、自分のご先祖様などの名前を調べて家系図にしたいという話です。
いわゆる観賞用の家系図ですね。
8年ほど前までは行政書士が職務上の請求書を使い戸籍などを収集し、家系図を作成するサービスを行っていました。
観賞用の家系図を行政書士が作成できる「事実を証明する文書」として考えていたからです。
しかし、平成22年12月20日の最高裁判所の判決により観賞用家系図は「事実を証明する文書」には当たらないとされ、観賞用家系図の作成のための行政書士の職務上請求は認められないとされたのです。

[blogcard url=”https://www.gyosei.or.jp/news/topics/tn-20110113.html”]

それから行政書士が職務上請求書を使って観賞用の家系図作成のための戸籍などの収集ができなくなったのです。
行政書士の職務上請求書を使っての戸籍などの収集は遺言書の作成、遺産分割協議書の作成、法定相続情報一覧図の作成、相続人関係図の作成や官公庁への許認可手続きで戸籍などが必要な場合に厳格にとらえられています。

ただ、一方で職務請求書を使うのではなく、本来戸籍謄本などを請求できる者から委任を受けて戸籍などを取得することは妨げられるものではないようです。

戸籍・改製原戸籍・除籍謄本などの収集

戸籍制度の関係書籍など

僕の専門業務である遺言・相続の手続きでは戸籍などの収集をご依頼されることも多いです。
それは、面倒で、時間がかかるからです。
場合によっては、自力では集められないからです。

どなたかが亡くなって、相続が開始すると相続人を確定する作業が必要です。
相続人を確定する方法として、被相続人(亡くなった方)の出生から死亡時までの戸籍・改製原戸籍・除籍謄本を取得する必要があります。

戸籍謄本などは本籍がある(またはあった)市区町村で交付手続きを取る必要がありますが、案外、親のこととは言え本籍を知らないものです。
そんな時は、亡くなった方の最後の住所地で住民票の除票を本籍記載で取得してください。
相続人であれば亡くなった方の住民票の除票は取得できます。

本籍が分かれば、あとは本籍のある市区町村で亡くなった方が記載されている戸籍(または除籍謄本)を取得します。
ここでコツがいるのが、本籍が分かった時に、市区町村の窓口で戸籍などの申請手続きの際に「被相続人が記載されている出生から死亡までの戸籍・除籍・改製原戸籍」の取得を求めると申請した市区町村のデータにある被相続人の戸籍などを交付してくれます。

ただし、これから先が難しいのが、転籍している場合です。
相続手続きでは被相続人の出生から死亡までの戸籍などが必要ですから転籍したり、結婚や離婚などにより新たな戸籍を作っていた場合には、転籍前の戸籍なども取得しなくてはなりません。

亡くなった時の本籍地が那覇市だったけれども鹿児島市の戸籍から転籍していたことが分かったりすれば、全て取得しなければなりません。

それを全部遡って確認しなくてはならないのです。
一般の方には忍耐力と時間が必要かもしれません。

戸籍等を集めているとビックリすることも起こります。
その辺のことを書いたブログもありますので、ご参考にしてくださいね。

[blogcard url=”https://jazzyshiroma.com/archives/4830″]

今ちょうど僕も久米島町、宮古島市と滋賀県に職務上請求の戸籍などの交付申請をしていますが、やっぱり大変です。
そのうちの2件は被相続人や相続人にややこしい事があったので、少し時間がかかっています。

これは、慣れない人だと大切な時間を無駄にします。
できたら専門家に任せるといいと思います。
戸籍などの収集で困っていたらお近くの行政書士に相談してみるといいですよ。

祖父の改製原戸籍

今日のJAZZ

僕のラジオ番組「ジャジーのJAZZタイム×幸せな相続相談」(FMレキオ80.6MHz)のオープニングで流している曲があります。
ピアニストのデイブ・ブルーベックのカルテットの名演≪Take Five≫です。
あの独特の4分の5拍子のテンポが続くデイブ・ブルーベックのピアノに、この曲の作曲者であるポール・デズモンドのサックスの音色がとても印象的な演奏です。
僕もジャズを本格的に聴き始めてあちこちで聴くこの曲がとても好きになりました。
日本ではタケダの栄養ドリンク、アリナミンVのCMで採用されニューヨークの街をバックに≪Take Five≫が流れてきます。
とてもかっこいいCMですね。

【相続セミナー・説明会情報】

「中学生でもわかるやさしい相続のはなし ~幸せな相続の準備~ セミナー」

【開催概要】
◇開催年月日:平成30年6月27日(水)
◇時間:午前10:00~11:45
◇定員:先着12名
◇参加費:2,000円(税込)/名
※当日、会場にてお支払いください

【申込方法】
◇電 話098-861-3953
◇メールお問合せフォーム
題名に「6/27セミナー参加申込」と入力お願いします

【会 場】
沖縄県教職員共済会館「八汐荘」3階小会議室
那覇市松尾1-6-1
駐車場有(説明会参加者無料)

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【ラジオ番組パーソナリティ】

「ジャジーのJAZZタイム×幸せな相続相談」FMレキオ(FM80.6MHz)
毎月第1および第3水曜日21:00~21:50放送中。
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