沖縄のお墓と仏壇の相続事情。元気なうちに考えたほうがいいですね。
こんにちは。
沖縄県那覇市の遺言・相続専門JAZZ好きの行政書士ジャジーこと城間恒浩です!
今朝もNHKの朝の連ドラ「わろてんか」を観て一日をスタートさせました。
お笑いの大手吉本興業の創業者ご夫婦がモデルのドラマですが、展開が読めなくて面白い。
また、人に笑いがどんなに必要かも改めてわかる感じがします。
始まった当初は前作の「ひよっこ」が面白すぎて、あまり期待してなかったのですが、目が離せない状況です。
故人の祭り方
連ドラのあと、仕事をしようと席を立とうとしたら、次の番組「あさイチ」でお墓にまつわる特集をするとのことで、思わず席に座り直しました。
仕事柄、お墓の話題になることも多いんですよね。
あさイチの番組内では、お墓のことについての現状や長所・短所などが解説されていましたが、現代の状況を反映してか、様々なお墓・ご供養の方法がありましたね。
一般的には墓地を買うか借りてそこに墓石を建ててお墓を作る方法がありますが、生前にお墓を建てる人も増えているそうです。
他には、納骨堂、合祀・合葬、樹木葬、永代供養、散骨など様々な方法があります。
自分の死後の供養のありかたの希望と弔ってくれる家族の状況を考えている方々は、多くの選択肢があります。
ですが、自分の想いと家族の想いをすり合わせるのも大切なことなので、自分だけでは決められないこともあるようです。
沖縄のお墓や仏壇の相続事情
沖縄のお墓には特徴がありますよね。
破風墓や亀甲墓と呼ばれるお墓があります。
また、大きさもまちまちですが一族門中の共同墓はかなり巨大なものもあったりします。
沖縄は古くからの習慣やならいでご先祖様の供養には多くのしきたりや行事があります。
祖先崇拝の信仰心が強い土地柄でもあります。
ですから相続に際し、ご先祖様が祭られるお仏壇やお墓を誰がみるのか、と言ったことも話題になることもしばしばです。
また、自分の供養はどうしてもらいたいのか、ということも考えなくてはいけない問題です。
お仏壇やお墓は、物理的な問題と気持ちの問題が出てきますから、とてもセンシティブな問題です。
相続のご相談を賜ったご家族とお話ししていて、とても難しい問題にぶつかりました。
お父様がお亡くなりになり、その後お母さまも亡くなった数次相続が発生している案件でしたが、相続人であるお子さんのうち長男も亡くなっていて仏壇やお墓を引き継ぐ人を誰にするのか、という問題が出ていました。
亡くなった長男には、お子さんがいましたが、皆さん地元を離れていて、亡くなった長男の長男は沖縄県内の他の地域に住んでいて他の相続人である皆さんとは交流も少なくなっていたそうです。
お仏壇は亡くなったご両親が暮らしていた家にあり、お墓も自宅の近くにありますが、もし亡くなった長男の長男が引き継ぐとなれば、少し問題が起きそうでした。
沖縄には親戚が集まる法事がいくつかあります。
清明祭やお盆(ウンケー、ウークイ)などには親戚が仏壇のある家やお墓に集まってご先祖様の供養をします。
しかし、亡くなった長男の長男との交流が少なくなった相続人のお子さん方は、なかなか亡くなった長男の長男の家にはいけなくなると感じていたのです。
沖縄では仏壇やお墓は親戚が集う場所でもあるのです、ですからその承継者が誰になるのかというのもとても大切な問題なのですね。
これは、物理的な問題も気持ちの問題も解決しなくてはなりませんから、簡単に答えが出るものではありません。
また、沖縄の伝統的な法事の手順や決まり事も若い人たちには伝承されていないこともあり、そういったことを引き継ぐことも消極的になっているようです。
僕も長男で、家には仏壇もあり、お墓もあります。
朝晩は仏壇へ線香を手向け、お彼岸、清明祭やお盆などの法事は最低限の事はしていますが、全てのしきたりを守っているかというとそれは全くできていないと思います。
また、昔ほど親戚との交流は頻繁にはないかな。
僕の子供たちの時代になれば、ますますその傾向は顕著になるでしょう。
僕らもご先祖様の御供養を考えないといけない時代にきているなと感じています。
昔は沖縄の風習や伝統的な手法に倣い「こうでなければならない」という考え方があったと思いますが、現代社会においてはそうもいっていられないと思います。
自分の亡くなった後の事を家族と話し合うのは少し抵抗があるかもしれませんが、是非、元気なうちに話をしてもらいたいですね。
元気なうちに話し合うからこそ、前向きな考えで家族と向き合えると思いますから。
これも沖縄特有の相続事情の一つかもしれません。
今日のJAZZ
今日もクリスマスジャズをお贈りしますが、面白い動画を発見しました。
カナダの国民的歌手マイケル・ブーブレと往年の男性歌手ビング・クロスビーの競演《White Christmas》です。
ただ、ビング・クロスビーは1977年に亡くなっていますからライブでの共演は無理です。
現代のテクノロジーを駆使して、合成することで競演を実現してます。
冒頭にマイケル・ブーブレがクリスマスの思い出を語ります。
家族でビング・クロスビーの《White Christmas》を聴いていたことです。
ブーブレは母に約束したビング・クロスビーとの共演を実現しますが、そのやり取りも面白い。
クリスマスらしい夢のある演奏を楽しめますよ。
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