【過去6日間に紹介したジャズ6選】好きな人と好きなジャズのことを語ってみた。まさに即興演奏の楽しいセッションができたかな。

JAZZ好きの行政書士城間恒浩(@jazzyshiroma)です。
僕は沖縄県那覇市松尾で遺言相続専門の行政書士として、遺言書や遺産分割協議書の作成、相続や終活のご相談を承っております。
これまで関係した遺言書・遺産分割協議書・贈与契約書等の作成は200件以上、相続相談は400件以上となっており、相続や遺言のことでお困りの方がいることを日々感じ、「相続は準備させすれば、ご本人もご家族も幸せになれる」ことを実務を通じて確信しています。
このブログでは、実務を通じて感じる相続や遺言の話を中心に書いています。
また、たまに相続や遺言以外の好きなジャズのこと、日常や僕の想い・考えを書いています。
本ブログが少しでもお役に立ちましたら幸いです。行政書士ジャジー総合法務事務所 バナー広告 20210804

クラブハウスのデビュー

昨晩は、師匠藤村正宏先生のクラブハウス「【藤村正宏の低カロリートーク】仕事以外の好きなことをすると仕事以外の好きなことをすると仕事がうまくいく話」に出演して、僕が、なぜジャズが好きななのか、ジャズが好きになったきっかけ、好きなジャズマンや演奏のこと、好きなことを発信することで、起きたことなどをお話しさせていただきました。

初めてのクラブハウスで少し緊張しましたが、好きな人と好きなジャズの話ができたので、あっという間の時間でした。

【藤村正宏の低カロリートーク】仕事以外の好きなことをすると仕事以外の好きなことをすると仕事がうまくいく話 20220306

【藤村正宏の低カロリートーク】仕事以外の好きなことをすると仕事以外の好きなことをすると仕事がうまくいく話

コロナ禍、ロシアのウクライナへの侵攻など、暗いニュースが続く中、暗い気持ちとなる人々や重い雰囲気となる社会の中で、そんな方々に希望の光を与えてくれる、または気持ちに寄り添ってくれる音楽には力がある、といったような藤村先生の言葉に強く共感しています。

多くの有名なミュージシャンが、この状況に音楽に力になれないだろうか、と考えながらその無力感にさいなまれているという発信や情報を見かけます。

もちろん、今、ウクライナの人々に音楽が直接的に響くことはないかもしれませんが、ロシアの蛮行を許さないと考え、この戦争が早期に終わることを祈っている人々が気持ちをかき乱されているときに、希望を込めて音楽を聴くことがあると思いますし、祈りが届くように音楽に思いを込めることもあるのではないでしょうか。

ジャズに救われた

音楽で救われる人は多いと思う。
ミュージシャンの皆さんには、自分の世界観を表現する音楽を送り続けてほしいと思います。

藤村先生も音楽に救われていたそうですし、僕自身もジャズに救われました。

20年程前に仕事が多忙で、精神的にも肉体的にも疲れ果てた時に、眠れなくなりました。
気分が落ち着くように、寝る前にジャズを聴くといいと知り、ジャズのCDを枕元で、聴いてました。

そのCDが『ジャズ・アレンジで聴く世界の名曲 ジャズ・リラクゼーション VOL.5 イギリス民謡集Ⅰ』でした。
どこで購入したのか覚えていなかったのですが、CDのジャケットを見ると100円ショップの「ダイソー」のマークがありました。

大好きなジャズですが、初めて買ったジャズのCDはダイソーで100円で購入したものだったのです(笑)

ジャズCD『ジャズ・アレンジで聴く世界の名曲 ジャズ・リラクゼーション イギリス民謡集Ⅰ』

20年ほど前に初めて購入したジャズのCDは100円ショップのダイソーだったようです。左は師匠藤村正宏先生の名刺。

でも、このCDには救われました。
寝る前に疲れた体と気持ちを落ち着かせてくれたから。
当時の古いCDコンポで何度も聴いていたと思います。
そして、今も大事に持ってます。

藤村先生がジャズにはまったきっかけは「かっけ~」

師匠藤村先生がジャズを好きな理由は、高校時代に先輩に聴かせてもらったジャズ・ギタリスト渡辺香津美さんの演奏を聴いて、カッコいいなぁ、と思い、その後、地元釧路のジャズ喫茶に通うようになり、ジャズを大音量で聴いていた。

その先輩はジャズの醍醐味を教えてくれたそうです。
ジャズの醍醐味、インプロヴィゼーション(即興演奏)です。
先輩は続けて話してくれました。
「ジャズに名曲はないんだよ。同じメンバーが同じ日に同じ演奏をしても同じ演奏にならない。名演があるだけ。それがインプロヴィゼーションなんだ。インプロヴィゼーションでは、それぞれのミュージシャンが自分を表現するんだ。音のバトルを繰り広げるんだ。だから同じレコードに同じ曲名がTake1やTake2として収録されていて、それがいいんだ。」(趣旨)

その話を聞いた藤村先生はしびれたそうです。
「かっけ~」と思ったそうです。

また、当時、日本では、今ほど、そんなにジャズはメジャーなものではなかった。
一部の人がジャズ喫茶や小さなライブハウスで、熱狂的に聴いていただけった。
藤村先生はそんなメインストリームにないジャズも好きだったそうです。
藤村先生らしいですね(笑)

ジャズの醍醐味はインプロヴィゼーションにあります。
そしいて、それぞれのソロの凄さを感じられる。
でも、テーマに沿って最終的には調和のとれた演奏となる。

個性の強い個々のミュージシャンも皆が一つの演奏で、主張しあい、絡み合い、一つのいい音楽を作ろうと試行錯誤しているのがダイレクトに伝わってくるのがジャズなのかなと思います。

人生や仕事にもつながるジャズ

そして、仕事にもつながりますよね。
個性のあるそれぞれが得意な技術をもつ人たちが、インプロヴィゼーションで、いい流れを止めないように、調和をもって、いい製品・サービスを提供しようと協力し合うあのですから。

クラブハウスのトークの中でも話をさせて頂きましたが、僕が藤村先生から頂いた言葉で、今でも大事にしていることがあります。

行政書士として独立開業して仕事を続ける中、楽しみや希望が大半を占める中、やはり不安もありました。
そんなときに藤村先生がおっしゃってくれました。
「ジャジーは大丈夫だよ。」

一見すると具体性のない、裏付けのないような漠然とした言葉ですが、いまでも、くじけそうになった時やつまずきそうになった時には、その言葉を思い出しています。

ジャズの帝王と呼ばれたマイルス・デイヴィスも演奏技術が未熟で、経験の少なかった若かりし頃、ステージで演奏できない、マイルスをみかねた師匠であるサックス奏者チャーリー・パーカーが声をかけていたそうです。
「マイルス、大丈夫だ。前に出ろ。」

その言葉に、マイルスはチャレンジするしかないと思ったそうですね。
そのエピソードを聴いた時に、僕が師匠からかけてもらった言葉を思い出しました。

人生の中で、勇気が必要な時はあります。
歯を食いしばって、気持ちを奮い起こさないといけないことがあると思う。
そんな時に、思い出す言葉があるって大事だし、助かりますね。

僕は師匠の言葉を大事にしています。
「僕は大丈夫なんだ。」

藤村先生のお勧めのアルバムとSpotify

クラブハウスの中で藤村先生が紹介していた日本人ジャズ・ピアニスト福居良さんの『Scenery』(1976年)を聴いてみましたが、ゆったりした演奏もあり、いいですね。
心地のいい演奏の数々です。

また、スコットが一家に1枚として紹介していたアルバムのリストです。
僕も大好きなジャズマンの演奏ばかりですね。
これを聴いたら、ジャズの良さがわかるのではないかなと思います。

1.マイルス・デイヴィス(トランペット)『Kind of Blue
2.ジョン・コルトレーン(サックス)『Ballads
3.リー・モーガン(トランペット)『The Sidewinder
4.ソニー・クラーク(ピアノ)『Cool Struttin’
5.ビル・エヴァンス(ピアノ)『Waltz for Debby

藤村先生のSpotifyではジャズの紹介をしていますので、そちらもとても参考になります。

Spotify藤村正宏先生

ジャズ・スタンダードの聴き比べ

藤村先生が先輩に教えてもらったように、ジャズの楽しさは名曲があるのではなく、名演があるということがわかることについても少し記しておきます。

ジャズのスタンダードに《Autumn Leaves》がありますが、ジャズに限らず沢山のミュージシャンが演奏しています。
一つの曲の聴き比べをしてみるのもジャズの楽しさではないかと思いますよ。

僕の好きなジャズの《Autumn Leaves》の演奏です。
それぞれが、個性を発揮して、違った世界観を表現しています。

1.チェット・ベイカー(トランペット)
チェットにしてはハツラツとした演奏で気持ちがいい
2.キャノンボール・アダレイ(サックス)
実質的にはマイルス・デイヴィスが中心で、マイルスのミュートの効いた音色が有名ですね
3.ビル・エヴァンス(ピアニスト)
エヴァンスにしてはアグレッシブに演奏しています
4.アーマッド・ジャマル(ピアニスト)
不思議な独特な世界観を出しています

コミュニケーションをとる手段は様々

昨晩のクラブハウスはとても楽しかった。
好きな師匠や先輩と好きなジャズのことを話せたんだからね。

一時でしたが、僕自身も世の中で起きている暗い出来事を忘れて、楽しめました。
人とのコミュニケーションをとる手段が、技術革新で驚くほど広がっていますね。
上手に利用したいですね。

音楽の力も凄いし、人と話すということの大切さも改めて感じました。

企画して下さった藤村先生、段取りを取ってくれた橋本社長、そして聴いてくださった皆様、本当にありがとうございました。

これからもジャズを聴き続け、勉強し、ジャズの楽しさを発信していきたいと思います。

低カロリートーク Zomm 藤村正宏先生 橋本亨社長 城間恒浩 20220306

藤村先生も僕もジャズの話をすると熱が入って、そして笑顔になります。ハッピー橋本社長だけが冷静です(笑)

過去6日間にブログで紹介したジャズ6選

ということで、月曜日恒例の過去6日間にブログで紹介したジャズのまとめ記事です。
振り返ってみてもいいジャズを紹介していました。
ちなみにミュージシャンの名前の後の《》内は曲名、『』内はアルバム名です。

ハービー・ハンコック《Alone And I》

ピアニスト、ハービー・ハンコックの《Alone And I》をB.G.M.にブログを書いています。
バラードですが、デクスター・ゴードンのサックスとトランぺッター、フレディ・ハバードの音色もいいですね。
ゆったりと、安心して聴ける演奏です。

ハービー・ハンコック《Dolphin Dance》

ピアニスト、ハービー・ハンコックの《Dolphin Dance》をB.G.M.にブログを書いています。
ハンコックのアルバム『Maiden Voyage』に収録されています。
1965年にルディ・ヴァン・ゲルダ―によって録音されたアルバムのようです。
57年前の音源ですが、色褪せないですね。

マイルス・デイヴィス《‘Round Midnight》

トランぺッター、マイルス・デイヴィスの《‘Round Midnight》を紹介します。
マイルスがコロンビア・レコードに移籍して発表した第1作目のアルバム『’Round About Midnight』に収録された演奏です。
初めてのレギュラー・バンドで、マイルス、ジョン・コルトレーン(サックス)、レッド・ガーランド(ピアノ)、ポール・チェンバース(ベース)、フィリー・ジョー・ジョーンズ(ドラム)のクインテットです。
まだ、無名のコルトレーンを加えてのバンドでしたが、歴史に残る名演を次々に発表します。
‘Round Midnight》もその一曲ですね。

ロイ・ハーグローブ《Invitation》

トランぺッター、ロイ・ハーグローブの《Invitation》を紹介します。
数年前に僕の企画する「ジャジーのJAZZツアー」にご参加いただいた、兵庫県のジャズ好きのご夫妻(奥様はジャズ・ピアニスト)の旦那様に教えていただいた曲です。
ハツラツとした演奏がきもちいいですね。
元気になります。

クリフォード・ブラウン《Laura》

トランぺッター、ブラウニーことクリフォード・ブラウンの《Laura》を紹介します。
ブラウニーがストリングスをバックにさわやかに高らかに演奏しています。
伸びやかな音色が気持ちいいですね。

アーマッド・ジャマル《Autumn Leaves》

ピアニスト、アーマッド・ジャマルの《Autumn Leaves》をB.G.M.にブログを書いています。
なかなかアグレッシブで、独特な世界観がでている演奏です。
ジャズは演奏する人によって解釈は違いますから違った曲に聴こえますね。

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