知ってますか?家族が多い方ほど相続の準備をした方が良い理由とは?
JAZZ好きの行政書士城間恒浩(@jazzyshiroma)です。
僕は沖縄県那覇市松尾で遺言相続専門の行政書士として、遺言書や遺産分割協議書の作成、相続や終活のご相談を承っております。
これまで関係した遺言書・遺産分割協議書・贈与契約書等の作成は100件以上、相続相談は300件以上となっており、相続や遺言のことでお困りの方がいることを肌で感じ「相続は準備させすれば、ご本人もご家族も幸せになれる」ことを実務を通じて実感しています。
このブログでは、実務を通じて感じる相続や遺言の話を中心に書いています。
また、たまに相続や遺言以外のことを書いています。
昨晩はラジオ番組「ジャジーのJAZZタイム×幸せな相続相談」(FMレキオ80.6Mhz)をお聴きいただきました皆さん、ありがとうございました。
一時でもジャズで癒され、専門の終活、相続及び遺言書の話が少しでもお役に立ちましたら幸いです。
次回の放送は6月16日(水)午後9時からです。お楽しみに!
目次
推定相続人が多い人ほど相続の準備が必要
沖縄の相続の特徴として、相続人が多いことがあげられます。
子供や兄弟が多かったりすっるからですね。
このブログでも度々書かせていただいております。
家族が多いのは、沖縄のいいところでもあります。
賑やかだし、助け合いができますからね。
しかし、相続に限っては相続人が多いほど、様々な事情が絡み合いまとめるのが大変です。
もし、遺言書がなければ相続人全員で話し合いをする遺産分割協議が必要ですが、相続人が多ければ多いほど難航するのは、想像に難くないでしょう。
過去に相続人調査を行った案件では、相続人が20名ほどになっていて、沖縄だけではなく県外に住む方も多いため、相続人の確定をするだけで、大変な労力で、戸籍謄本、改正原戸籍、除籍謄本などの収集だけで30通以上ありました。
これをそろえるのは、一般の方では至難の業だと思います。
僕ら専門家も一つ一つたどっていかなくてはならないので、時間がかかります。
ですから、推定相続人、つまり相続人となるであろう人が多い場合には、相続の準備をしっかりすべきです。
相続を円満かつ円滑にするためには遺言書を書くことです
では、推定相続人が多い場合の効果的な相続の準備とは何か?
「遺言書」を書くことが一番だと思います。
遺言書を書く作業の過程として、相続財産を確認し、推定相続人を洗い出し、誰にどのように相続財産を分与するかを考えます。
自分の相続が争いを起こさないようにするためには、どうしたら一番いいかを考えますからね。
遺言書があれば相続争いを予防し円満な相続が実現できます。
遺言書があれば不動産の名義変更や預貯金口座の解約などの相続手続きが円滑に行えます。
先に挙げた相続人が20名に及ぶ案件は相続人が兄弟姉妹でした。
被相続人が遺言書を書いて、配偶者に相続させる旨を書いてればとっくに解決している案件です。
兄弟姉妹が相続人の場合には、遺留分がありませんので、法的に有効な遺言書があれば、兄弟姉妹の関与なしにその通りに相続が執行されますからね。
せっかくの財産が、埋もれてます。
もったいない。
だからこそ、しっかりと準備してほしい。
子供や兄弟姉妹が多い方は遺言書を書いてくださいね。
今日のJAZZ
昨晩のラジオ番組のエンディングでも選曲したピアニスト、アート・テイタムとサックス奏者ベン・ウェブスターの《My One And Only Love》を紹介します。
悠々と演奏するウェブスターのサックスがとても落ち着いていていいですね。
アート・テイタムのピアノはコロコロと転がるような演奏をしたかと思えば、情緒あふれる表現で、いろんな顔を見せてくれます。
相続セミナー・説明会情報
自主開催セミナー
「わかりやすい終活、相続と遺言書のはなし ~幸せな相続の準備~ 説明会」
開催日時:令和3年6月24日(木) 午前10時から11時20分
開催場所:沖縄県教職員共済会館「八汐荘」(那覇市松尾1-6-1)
定員:6名 参加費:2,000円(税込)
お申込み・お問合せ:
行政書士ジャジー総合法務事務所
098-861-3953
お申込みフォーム
新型コロナウイルス感染拡大予防のため完全予約制となっております。
また、感染拡大防止のため中止することもありますので、ご承知おきください。
ラジオ番組パーソナリティ
「ジャジーのJAZZタイム×幸せな相続相談」(FMレキオFM80.6MHz)
毎月第1および第3水曜日21:00~21:50放送中。
スマホのアプリでも聴けます。ダウンロードはこちらをクリックしてください。
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