【ホーンのジャズ6選】この世の中で一番美しいのは人の声。そして、サックスの音色は一番人の声に近いそうだ。

JAZZ好きの行政書士城間恒浩(@jazzyshiroma)です。
僕は沖縄県那覇市松尾で遺言相続専門の行政書士として、遺言書や遺産分割協議書の作成、相続や終活のご相談を承っております。
これまで関係した遺言書・遺産分割協議書・贈与契約書等の作成は100件以上、相続相談は300件以上となっており、相続や遺言のことでお困りの方がいることを肌で感じ「相続は準備させすれば、ご本人もご家族も幸せになれる」ことを実務を通じて実感しています。
このブログでは、実務を通じて感じる相続や遺言の話を中心に書いています。
また、たまに相続や遺言以外のことを書いています。

行政書士ジャジー総合法務事務所

サックスの”歌声”を楽しむ

「この世の中で一番美しい音は人の声だと思っている。」
「歌声のように演奏したい。」

といったようなことを話していたのはジャズの帝王と言われたマイルス・デイヴィスです。

マイルスは幼少期に森の中で聴いたという「女性の歌声」が理想だとして、その”歌声”のような音色を求めて演奏していたそうです。

人の声は十人十色、似てる声はあれども、みな違います。
頭で考えたことをその場に応じた状況で発するということにも加えて、体(喉や口)などの使い方で大きく違ってくるでしょう。

声自体や話し方で印象は変わります。

僕もセミナーやラジオ番組で話をする機会がありますから、その状況に応じた声や話し方を使い分けています。

わかりやすいところでいえば、会社で電話に出る時には、1オクターブあげてませんか?その方が印象がいいように感じられるからです。

ジャズでは、ホーン奏者の音色のことを”歌声”と表現したりします。

マイルスは大の甘党で虫歯のあったジョン・コルトレーン(サックス奏者)が歯医者に行くことを阻止しようとしたそうです。
ホーン奏者(サックスやトランペット)は歯の具合によって、音色が変わることもあり、マイルスはコルトレーンの”歌声”が変わることを避けたかったんですね。

結果的に、コルトレーンの音色は歯の治療をしても変わらなかったようですね。

一方で、トランぺッター、チェット・ベイカーがドラッグの売人とのトラブルで、歯を折られ、しばらくの間、演奏できず、復帰後の音色も以前とは違っていたようです。

ホーン奏者にとって唇や歯も大事なんですね。

ただ、どんな美しい声や音色が出せても「何を伝えたいのか」がなければ、音楽に感動はないように思います。

どんなに口が達者であったり、英語や多言語をペラペラと喋れても中身がなければ意味のないことです。
日々伝えることの多いものとして、気を付けたいところです。

ちなみに、人の声に一番近い楽器がサックスだそうです。
僕もサックスの音色が好きで好んで聴いてますよ。

サックス ミニチュア

ミニチュアのサックス

ということで、月曜日恒例の過去6日間にブログで紹介したジャズのまとめ記事です。
振り返ってみてもいい選曲をしてました。
意識したわけではないですが、サックス奏者の演奏を好んで聴いていたようです。
ちなみにミュージシャンの名前の後の《》内は曲名、『』内はアルバム名です。

ソニー・スティット《Come Rain or Come Shine》

サックス奏者ソニー・スティットの《Come Rain or Come Shine》をB.G.M.にブログを書いています。
スティットはビッグ・バンドをバックに気持ちよさそうに悠々と演奏しています。
1955年の収録ですが、名演の一つに数えられますね。
指揮者及び編曲者として若き日のクインシー・ジョーンズが参加しています。

アート・ファーマー&ジジ・グライス《Blue Lights》

トランぺッター、アート・ファーマーとサックス奏者ジジ・グライスのカルテットによる《Blue Lights》を紹介します。
溌溂としたファーマーの音色にグライスの落ち着いた演奏がとてもマッチしているように感じますね。
今夜のラジオ番組でも選曲しています。

ケニー・G&ピーボー・ブライソン《By The Time This Night Is Over》

昨晩(4/21)のラジオ番組のエンディングで選曲したケニー・Gと歌手ピーボー・ブライソンの《By The Time This Night Is Over》を紹介します。
1992年に発表したアルバム『Breathless』に収録されていて、全米で大ヒットして1,500万枚以上のセールスを記録したそうです。
ケニー・Gの音楽はジャズでもなくフュージョンでもないと批判されることも多いようですが、本人はジャズだと思っているのだろうし「いい音楽」であることに変わりはないですね。
僕も好きなミュージシャンの一人です。

ジョン・コルトレーン《Everytime We Say Goodbye》

サックス奏者ジョン・コルトレーンの《Everytime We Say Goodbye》を紹介します。
コルトレーンの名盤『My Favorite Things』に収録された演奏です。
こういった曲調もいいですね。

ソニー・ロリンズ&コールマン・ホーキンス『Sonny Meets Hawk!』

二人のテナー・サックス奏者ソニー・ロリンズとホークことコールマン・ホーキンスの共演アルバム『Sonny Meets Hawk!』をB.G.M.にブログを書いています。
今も活躍するジャズの巨人ロリンズとテナー・サックスの父ホークの共演作があると知ったのは最近のことです。
1963年の作品ですが、ロリンズのスピード感溢れる自由闊達な音色とホークのゆったりした野太い音色が絡み合いセッションを繰り広げてます。

ソニー・ロリンズ《On Green Dolphin Street》

サックス奏者ソニー・ロリンズの《On Green Dolphin Street》を紹介します。
1965年、ニューヨークの近代美術館(MOMA)でのライブ収録のようです。
ロリンズも強めに吹いてるように聴こえますが、トミー・フラナガンのピアノの勢いも凄い。
僕も2010年と12年にニューヨークを旅行し、MOMAも訪れていますが、ジャズのライブをしてたら館内はそっちのけで、ライブにくぎ付けだったことでしょう(笑)

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