【物語に触れるジャズ6選】作品の背景に目を向けてみると楽しみ方も違ってくる。
JAZZ好きの行政書士城間恒浩(@jazzyshiroma)です。
僕は沖縄県那覇市松尾で遺言相続専門の行政書士として、遺言書や遺産分割協議書の作成、相続や終活のご相談を承っております。
これまで関係した遺言書・遺産分割協議書・贈与契約書等の作成は100件以上、相続相談は300件以上となっており、相続や遺言のことでお困りの方がいることを肌で感じ「相続は準備させすれば、ご本人もご家族も幸せになれる」ことを実務を通じて実感しています。
このブログでは、実務を通じて感じる相続や遺言の話を中心に書いています。
また、たまに相続や遺言以外のことを書いています。
目次
ジャズの物語に触れる
僕がジャズを聴くのは癒しを求めているからです。
もともとは心身ともに疲れ切っていた時に眠れない夜が続き、ヒーリング音楽としてジャズを聴き始めました。
もう20年位の前の話です。
しばらくは、ジャズをヒーリングまたはB.G.M.としてしかとらえていませんでしたが、ある時からジャズ・クラブに通うようになり、ジャズの聴き方が変わったように思います。
ジャズ・クラブに通うようになったのは、カウンター席でジャズを聴きながら、お酒を飲んだら楽しいし、癒されるだろうな、ということに加えてなんだかカッコよさも感じたからです。
実際に、ジャズ・クラブで聴くセッションはCDなどで聴くジャズとは違いました。
ミュージシャン同士のやり取り、息遣い、阿吽の呼吸、熱さ、楽しさや感情が伝わってきてとても楽しかったのです。
ジャズの楽しさに開眼したように思います。
それは10年くらい前です。
ジャズのことをもっと知りたいと思い、ジャズの歴史やミュージシャンのことなど色々調べたり、読んだりしていると、面白い。
特にミュージシャンの自叙伝などは赤裸々に綴っていてびっくりしますね。
マイルスの自叙伝は最高に面白かったです。
そして、ミュージシャンを知り、その曲の成り立ちなどを知るとドラマがあって面白い。
今日のまとめ記事でも紹介しているピアニスト、マル・ウォルドロンの《Left Alone》は歌姫レディ・デイことビリー・ホリデイとの共作だったそうです。
ウォルドンが曲を書き、ホリデイが作詞した。
しかし、二人が共演した音源は残っていないそうです。
ホリデイがほどなくして亡くなったので、共演はしたけどレコーディングはなかったそうです。
そんな話を聴くとタイトル「Left Alone」(ひとりぼっちになる)は切なく感じます。
また、サックス奏者ベニー・ゴルソンの作曲した《I Remember Clifford》は、車の事故で亡くなった天才トランぺッター、クリフォード・ブラウンの追悼曲です。
ブラウンの人柄に惚れこんでいて、その死に大きなショックを受けたゴルソンだから書けた曲だったのでしょう。
そんなストリーを聴いているとジャズの聴き方も変わってきたように思います。
ジャズは聴いているだけで、楽しいですが、歴史を知り、ミュージシャンを知り、その背景を知るともっと楽しくなるかもしれません。
まだまだ、奥の深いジャズです。
これからも聴き続けたい。
これからも深く知りたいと思います。
ということで月曜日恒例の過去6日間にブログで紹介したジャズのまとめ記事です。
振り返ってもいい曲を紹介してました。
ちなみにミュージシャンの名前の後の《》内は曲名、『』内はアルバム名です。
マル・ウォルドロン《Left Alone》
ピアニスト、マル・ウォルドロンの《Left Alone》をB.G.M.にブログを書いています。
タイトル通り、しんみりした演奏ですが、哀愁が漂ってきていいんですよね。
1970年11月の東京でのライブの収録のようです。
ウォルドロンは後に日本人と結婚しています。
リー・モーガン《I Remember Clifford》
ジャズのスタンダードとなっている《I Remember Clifford》は自動車事故で若くして亡くなったブラウニーことクリフォード・ブラウンの追悼曲ですが、ブラウニーの再来と言われた天才トランぺッター、リー・モーガンが《I Remember Clifford》を切々と吹いてます。
モーガンも同じトランぺッターとして、ブラウニーにかなりの影響を受けていたのでしょうね。
そして、モーガンも33歳の若さで亡くなります。
ジャズの天才は短命なのでしょうか。
ジャズテット《I Remember Clifford》
昨日(2/10)、ジャズのスタンダード《I Remember Clifford》を紹介しましたが、作曲者はサックス奏者ベニー・ゴルソンです。
トランぺッター、ブラウニーことクリフォード・ブラウンと仲が良く、その人柄に惚れこんでいたゴルソンが、ブラウニーの追悼曲として作曲したのです。
今日(2/11)はゴルソンとトランぺッター、アート・ファーマーの双頭バンド、ジャズテットの《I Remember Clifford》を紹介します。
プラチナ・ジャズ《Altair (from Kids on the Slope)》
ラスマス・フェイバー率いるプラチナ・ジャズの《Altair (from Kids on the Slope)》を聴いてみました。
気になったのは「from Kids on the Slope」の部分です。
日本のアニメ・ソングをジャズ・アレンジしたものだろうとは思ったのですが、「from Kids on the Slope」からはすぐに想像がつかなかった。
調べてみると「坂道のアポロン」という小玉ユキさんの作品で『月刊フラワーズ』(小学館)に、2007年11月号から2012年3月号まで連載されていたようですね。
ジャズにの熱中する若者の恋愛、成長ストーリーのようです。
ジャズに関係するなら読んでみようかな・・・
プラチナ・ジャズの《Altair (from Kids on the Slope)》はしっとりしてていいですね。
チック・コリア《Return To Forever》
SNSで訃報が飛び込んできたのは昨日(2/12)のことでした。
ピアニスト、チック・コリアが亡くなったそうです。
癌で闘病中だったようですね。
何年か前にNHKの朝の情報番組に生出演していたチック・コリアさんの演奏する姿を初めてみました。
とても明るく笑顔の絶えない方でしたが、演奏する姿は真剣そのもの。
マイルス・デイヴィスのバンドでも活躍し、グラミー賞を何度も受賞した偉大なジャズマンがいなくなった。
寂しいですね。
コリアの《Return To Forever》を聴きながら偲びました。
マイルス・デイヴィス《My Funny Valentine》
バレンタインデーですね。
だとすれば、トランぺッター、マイルス・デイヴィスの《My Funny Valentine》を聴いた方がいいですね。
マイルスのトランペットが最大限楽しめる演奏です。
マイルスの”歌声”をゆっくり聴いてください。
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