【人の心に寄り添うジャズ6選】「村上RADIO 特別版 戦争をやめさせる音楽」を聴いて思うこと。
JAZZ好きの行政書士城間恒浩(@jazzyshiroma)です。
僕は沖縄県那覇市松尾で遺言相続専門の行政書士として、遺言書や遺産分割協議書の作成、相続や終活のご相談を承っております。
これまで関係した遺言書・遺産分割協議書・贈与契約書等の作成は200件以上、相続相談は400件以上となっており、相続や遺言のことでお困りの方がいることを日々感じ、「相続は準備させすれば、ご本人もご家族も幸せになれる」ことを実務を通じて確信しています。
このブログでは、実務を通じて感じる相続や遺言の話を中心に書いています。
また、たまに相続や遺言以外の好きなジャズのこと、日常や僕の想い・考えを書いています。
本ブログが少しでもお役に立ちましたら幸いです。
目次
村上RADIO 特別版 戦争をやめさせるための音楽
先週の18日金曜日にTOKYO FMで作家の村上春樹さんがDJを務める番組「村上RADIO 特別版 戦争をやめさせるための音楽」が放送されました。
僕も聴きました。
ジャズを含む音楽全般に造詣の深い、村上さんが、音楽にどんな力があるのかを語るのか、どんな音楽を選曲しているのか、楽しみでした。
「音楽に戦争を止めさせるだけの力があるのか?正直に言って、残念ながら音楽にはそういう力はないと思います。でも、聴く人に戦争をやめさせなくちゃいけない、という気持ちを起こさせる力はあります。」
村上さんが冒頭に語った言葉です。
僕もそう思う。
音楽自体が戦争を止めることはできないけど、音楽を聴いた人が、戦争をやめなくては、こんなことをしていてはいけない、と考えるのであろうと思う。
村上さんの言葉通り、番組では、メッセージ性の歌詞のある楽曲が選曲されていました。
1曲目にはシンガー・ソングライター、ジェームス・テイラーの《ネヴァー・ダイ・ヤング》を選曲し「年寄りが勝手に始めた戦争で、若い人たちが命を落としていく。昔からずっと続いていることですが、本当に悲しむべきことですよね。」と村上さんはコメントしました。
先の大戦でも多くの人が命を落としました。
沖縄も多くの民間人やアメリカ、日本の軍人が命を落としました。
命を落とした人の中には、学生などの若い人たちも多かった。
一部の軍部の暴走により、多くの人が命を落としました。
そして、戦後75年以上経つ今も傷はいえません。
村上さんが選曲した音楽の数々を今、一番聞いてほしいのは、侵略国の独裁者とその取り巻きたちですが、聞く耳など持たないし、何も感じないでしょう。
だとすると、この戦争を止められるのは、侵略国の国民の皆さんを始め、僕ら世界中の人々かも知れません。
音楽が人の気持ちに寄り添います。
ウクライナの人々を音楽の力で、支援したいと考える人たちも沢山います。
音楽に込められた祈りが、届き、平和が取り戻されることを祈ります。
村上さんのラジオで、選曲されていた《Imagine》の一節です。
Imagine There’s No Countries
It Isn’t Hard to Do
Nothing To Kill or Die for
And No Religion Too
Imagine All the People
Living Life in Peace
《イマジン》(作詞作曲:ジョン・レノン/オノ・ヨーコ)からの抜粋。
ということで、月曜日恒例の過去6日間にブログで紹介したジャズのまとめ記事です。
振り返ってみてもいいジャズを聴いていました。
ジャズにも人の心を動かす力がある。
音楽は人の気持ちに寄り添ってくれます。
ちなみにミュージシャンの名前の後の《》内は曲名、『』内はアルバム名です。
ジョン・コルトレーン《Softly, As In A Morning Sunrise》
サックス奏者ジョン・コルトレーンの《Softly, As In A Morning Sunrise》をB.G.M.にブログを書いています。
アップ・テンポの演奏です。
1962年ニューヨークのライブ・ハウス「ヴィレッジ・ヴァン・ガード」でのライブのようですね。
マッコイ・タイナーのピアノとエルヴィン・ジョーンズのドラムもアグレッシブでいいし、個人的にレジー・ワークマンのベースの音色が好きです。
ダイナ・ショア《April In Paris》
ヴォーカリスト、ダイナ・ショアの《April In Paris》を紹介します。
3/16(水)放送のラジオ番組でもゲストの工藤さんに選曲していただきましたが、しっとりしたいい演奏です。
夜の時間帯に眠りの曲としていいですね。
もうすぐ4月ですしね。
海野雅威《Get My Mojo Back》
昨晩のラジオ番組のエンディング曲として、紹介したのが、ピアニスト、海野雅威さんの《Get My Mojo Back》でした。
コロナ禍の2020年9月、ニューヨークの地下鉄で、中国人と間違われて黒人の若者8人に15分にわたる暴行を受け、ピアニストにとっては、致命傷ともいえる右肩を複雑骨折。
何よりもいわれのない差別や突然暴力を振るわれ、周りの人も見て見ぬふりだったということに大きな心の傷を負っているそうです。
ただ、海野さんは復活しました。
そして、ニューヨークで演奏することで、差別や暴力に屈しないという姿勢を示しました。
不屈の精神で、復活した海野さんの魂の演奏だと思います。
「Mojo」には「魔法の力」と言った意味があるそうです。
海野さんの魔法の力はジャズを通して、皆に伝わっていると思う。
ソニー・ロリンズ《Isn’t She Lovely》
サックス奏者ソニー・ロリンズの《Isn’t She Lovely》(可愛いアイシャ)をB.G.M.にブログを書いています。
作曲はスティーヴィー・ワンダーです。
スティーヴィーのオリジナルはこちらで楽しみます。
スティーヴィーの愛娘の誕生日に書いた曲のようですが、ジャズのスタンダードとしても沢山のプレイヤーがカヴァーしています。
ロリンズの《Isn’t She Lovely》は、軽やかでいいですね。
めっちゃ、ご機嫌です。
ハービー・ハンコック《Empty Pockets》
ピアニスト、ハービー・ハンコックの《Empty Pockets》をB.G.M.にブログを書いています。
デクスター・ゴードンのサックスとフレディ・ハバードのトランペットがいいですね。
競い合う感じではなく、調和が大事にされている感じがします。
ソニー・クラーク《Cool Struttin’》
ピアニスト、ソニー・クラークの《Cool Struttin’》をB.G.M.にブログを書いています。
何とも印象的なイントロで、忘れられないフレーズですね。
アルバム・ジャケットも話題となった一枚でした。
アルバム制作の関係者の女性の足元の写真が、ジャケットに使われています。
僕の師匠藤村正宏先生はブログで「世界で最も有名な美脚」として紹介していますが、ホントその通り。
演奏もそうだけど、ジャケットもクール。
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定員:8名
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