終活に取り組む72歳の母親が終活カウンセラー初級に合格した!

午前中は明日(11/6水曜日)午後9時から放送のラジオ番組「ジャジーのJAZZタイム×幸せな相続相談」(FMレキオ80.6Mhz)の収録でした。
今回は素敵なゲストお二人にお越しいただいております。
保険営業をされているファイナンシャルプランナー大城真美さんと不動産会社株式会社エレファントライフ代表友利真由美さんです。
お二人はと出会ったのはここ数年のことですが、誰かのためにお役に立ちたいとハツラツと働く女性です。
笑顔が素敵で、公私ともにとても充実されているのが、お話ししていると分かります。
もちろん大変なこともあるでしょうけど、明るく活動する姿を見ているととても刺激になりますね。
経験豊富なお二人ですが、仕事柄相続問題にも直面することがあるようで、そんなお話もたっぷり聞いています。
お二人は今週末11月9日(土)に公益財団法人沖縄県メモリアル整備協会主催のメモリアル終活セミナーで登壇されて不動産関係の相続のことをお話しされる予定です。
終活の基本的なお話もあるようですので、終活に取り組んでいる方や不動産の相続の事でご心配な方は、足を運んでみてはでしょうか。
セミナーの詳細は公益財団法人沖縄県メモリアル整備協会のHPをご覧くださいね。
素敵なジャズも選曲してもらっていますよ。
放送をお楽しみに!
沖縄県那覇市の遺言・相続専門JAZZ好きの行政書士ジャジーこと城間恒浩です!

ゲストのお二人。左から友利真由美さんと大城真美さん。

終活に取り組む団塊の世代

僕の72歳になる母親は終活に取り組んでいます。
母はまさしく団塊の世代で、終活に取り組んでいるど真ん中の世代ではないでしょうか。

終活に取り組む中で、自分でももっと勉強したいと思い、一般社団法人終活カウンセラー協会の実施する終活カウンセラー初級の講座と試験を受験し、見事に一度の受験で合格したんです。

難関試験ではないと思いますが、72歳で試験を受けて合格するのですから、素晴らしいことだと思います。
何かしたいと思っても行動できない人が多い中、目標を持って頑張るんですから。

終活とは、超高齢化社会がすさまじいスピードで進む日本においては、2035年頃には65歳以上の人口が3分の1を占めるとの推計があります。
そんな中、団塊の世代を中心に「終活」に取り組む方が増えてきているようです。
団塊の世代である昭和22年から24年生まれの方は約806万人いるとされていて、この年代の方々が特に終活に熱心に取り組まれているようです。
終活は造語で、2009年頃から使われている比較的新しい言葉です。
終活とは「人生の終わりのための活動」の略ですが、僕は「人生の終盤の活動」と読み替えてお話しします。

終活は中高年の皆さんが自分の人生の終盤を意識し、家族に迷惑をかけずに人生の店じまいの準備をすることにあります。
60代、お仕事を定年したあたりから考える方も多いようですが、40代、50代でも終活に取り組んでいる方もいらっしゃるようです。

では、終活はどんなことをするのでしょうか?

人生の終盤に向けての活動ですから、全てが終活になるとは思いますが、特に終活で考えられるのは・・・

〇生前整理(断捨離)
〇介護、看護、終末期医療
〇相続
〇葬儀、墓、供養の方法
〇自分史の作成

大きく分けるとこんなところでしょうか。

エンディングノート

実際に終活を始めると、現在の自分の状況を健康状態、財産状況、家族関係、友人関係、仕事面から把握することに始まります。
そうすると自分の現在の状況を書き出したりして記録する必要が出てきます。

そんな時にはエンディングノートが便利なようですね。
書店でも沢山のエンディングノートを見かけます。
僕はなるべく薄めのエンディングノートを探して、完成させることをお勧めします。
あまり気合が入りすぎて分厚いものや難解なエンディングノートを選ぶと気持ちがなえてしまうからです。

様々なエンディングノート。

自分の出生から現在までの履歴をまとめたり、財産目録(不動産、預貯金、現金、株式、ゴルフ会員権、美術品、骨董品、宝飾品、インターネットバンキングの利用有無、ネット投資の利用有無、貸金庫の有無などなど)、健康状況に鑑み通院記録や服薬記録、友人関係のリスト、仕事関係者のリスト、家族親戚関係のリストなどを作成したりして何らかの形で自分のことを洗い出します。

そして、自分がもしもの時に備えて、介護や看護、終末期医療、余命宣告などをどうしてほしいのか、葬儀、お墓、仏壇や法要はどうしてほしいのか、相続はどのように考えるのか、遺言書を書く必要があるのかなどを考えることも終活の大事な活動です。

こう考えると終活も様々なことを考えて、やるべきこと、準備すべきこと、家族に理解してもらうことなど沢山ありますね。

だとすれば、元気なうちに早めに着手したほうがいいかもしれません。
40代や50代から始めるのもうなずけます。

先日、とある番組で終活の特集をしていましたが、本土のほうだと40代から終活を始める人もいるようです。

僕の仕事も終活の一環である相続や遺言も大事なところです。
自分の築き上げた財産もしくは先祖代々続く財産をどのように次の世代に承継するかを考えることは、ご家族のためでもありますが、自分のためでもあると思います。

相続のことを考えると不安になったり、心配したり、落ち着かなかったりするかたも多いようです。
僕のお客様もそういった方が多い。
でも、相続のことを考え、家族が争わないように、家族が煩わしい想いをしないようにとしっかりと準備をすることで、人生の終盤の活動で、落ち着いた人生を送れます。

相続においては、遺言書を書くことが終活の一環となると思います。
遺言書を書いた皆さんは口々におっしゃります。

「安心しました。」

そうして、人生の最後まで楽しく、充実した日々を送れるのではないかと思います。

終活は自分のやりたいことを実現すること

終活に取り組む皆さんには、相続のことも真剣に考え遺言書を書いてもらいたいと思います。

先日の北谷町の終活イベントでトップバッターとして終活全般についてお話された公益財団法人沖縄県メモリアル整備協会の終活カウンセラー上級の東恩納寛寿さんがおっしゃっていました。

終活とは人生の終焉を考えることを通じて、自分を見つめ、今をよりよく自分らしく生きる活動のこと。

終活とは

この言葉が、終活を説明する言葉として一番腑に落ちます。

その説明が腑に落ちると同時に、母のように、いま必要で、やりたいことに取り組むことも終活の一つなのだろうと、改めて思ったのです。

自分の人生をより良くするために行動するご高齢者の方々が増えれば、日本はもっと元気になりそうな気がします。

終活を人生の終盤の活動と狭く考えるのではなく、今をより良く自分らしく生きる活動だと思うといいのではないかと思います。

今日のJAZZ

以前にリスナーさんから掃除のはかどるジャズをラジオ番組にリクエストを頂いていました。
そういえば、もう11月で12月に入れば年末の大掃除も始まりますね。
リクエストに応えて明日の放送で選曲したのが、サックス奏者ソニー・ロリンズの《St. Thomas》です。
出だしからとてもノリのいい演奏で、掃除もはかどるのではないでしょうか。
黄色い招き猫さん、リクエストをありがとうございました!

相続セミナー・説明会情報

自主開催セミナー

より良い人生を送るための終活と相続~幸せな相続の準備~説明会
※セミナータイトルが決定しました(11/5)

【開催概要】
◇開催年月日:令和元年11月28日(木)
◇時間:10:00~11:45
◇定員:先着12名
◇参加費:2,000円(税込)/名
※当日、会場にてお支払いください

【申込方法】
◇電 話098-861-3953
◇メールお問合せフォーム
題名に「11/28セミナー参加申込」と入力お願いします。
本文にはご参加者人数、お名前と連絡先(電話番号)のご記載をお願いします。

【会 場】
沖縄県教職員共済会館「八汐荘」3階小会議室
那覇市松尾1-6-1
駐車場有(説明会参加者無料)

詳細はこちら

【ラジオ番組パーソナリティ】

「ジャジーのJAZZタイム×幸せな相続相談」(FMレキオFM80.6MHz)
毎月第1および第3水曜日21:00~21:50放送中。
ご家庭のラジオなら那覇市と浦添市、カーラジオなら北は読谷村、沖縄市、南は豊見城市、与那原町まで聴けます。
スマホのアプリならFMレキオのサイトでアプリをダウンロードすると日本全国、世界中で聴けますよ。
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