【初心者がお勧めするジャズ6選】初心者がジャズを楽しむなら昔のジャズを聴くのもいいかな。
暑い夏は苦手ですが、夏から秋にかけては美味しい果物が出てくるので、楽しみです。
マンゴー、桃、ぶどう、なしなど、僕の好きな果物が多々出てきますね。
今朝は宮古島産のマンゴーを食べましたが、甘くてみずみずしくて美味しかったです。
沖縄県那覇市の遺言・相続専門JAZZ好きの行政書士ジャジーこと城間恒浩です!
目次
初心者がジャズを楽しむなら昔のジャズを聴くのもいいかな
ジャズはアメリカ国ニューオリンズで1900年初頭が発祥と言われており、100年余りの歴史があります。
当初はマーチング・バンドとしてのジャズ、その後はダンスミュージックと大きなバンドでの演奏が中心でしたが、1940年代になると小さなバンドでの演奏が始まり、モダンジャズが生まれます。
僕はモダンジャズが始まった頃からのジャズを良く聴きますが、ジャズといえば、1940年代から60年代位の演奏がジャズらしくていいような気がします。
ジャズはありきたりを嫌い、時のミュージシャンによって大きく音楽性も変わっていきます。
その中心にいたのがトランペッター、マイルス・デイヴィスでしたが、晩年のマイルスの演奏、フュージョンと呼ばれるようなジャンルを聴くと「これはジャズなのだろうか?」とジャズ初心者の僕には混乱してしまいます。
マイルスに言わせれば「音楽をジャンルわけするのは意味がなくて、いい音楽があるだけだろ。」とのことですが、僕はどうしても昔のジャズが聴きやすいかな。
また、最近活躍しているジャズ・ミュージシャンでも昔のジャズっぽい演奏をする人を聴いています。
ジャズを聴き始めたかたならちょっと古いジャズから聴いたほうがいいかもしれません。
僕もそんな時代のジャズを聴いています。
ということで、今日は月曜日恒例の過去6日間に紹介したジャズのまとめ記事です。
ちなみにミュージシャンの名前の後の《》内は曲名、『』内はアルバム名です。
振り返ってみると古めのジャズらしい演奏をきいてますね。
2番目に紹介しているマンハッタン・ジャズ・クインテットは1984年の結成ですから比較的新しい時代のジャズだとは思いますが、演奏自体は昔ながらのジャズでいい雰囲気です。
レスター・ヤング&オスカー・ピーターソン『Lester Young with the Oscar Peterson Trio』
ジャズを聴くときにメンバーにサックスが入っていると重厚な音となります。
僕もジャズクラブで初めてサックスの音色を聴いたときこれまでにない贅沢な演奏に感じました。
今日(7/9)はサックス奏者の中でも大物ミュージシャンに目標とされたサックスの大統領、プレスと呼ばれたレスター・ヤングがピアニスト、オスカー・ピーターソンと共演したアルバム『Lester Young with the Oscar Peterson Trio』を紹介します。
プレスの優しい音色がピーターソンの軽快なトリオと良くマッチしています。
マンハッタン・ジャズ・クインテット《Autumn Leaves》
今日(7/10)は冒頭で紹介したManhattan Jazz Quintet(マンハッタン・ジャズ・クインテット:MJQ)が来日した際のコンサート映像を見つけたので、紹介します。
2005年の東京公演でのジャズ・スタンダード《Autumn Leaves》です。
少し古いライブなので、今のメンバーとは違うのですが、クインテットなので奥行きのある演奏が楽しめますね。
リーダーのピアニスト、デヴィッド・マシューズを中心に見事なアンサンブルを披露しています。
日本でも人気のMJQは何度か来日しているようですね。
9月の沖縄公演が楽しみです。
ビル・エヴァンス《Nardis》
昨晩のラジオ番組ではピアニスト、ビル・エヴァンスの演奏を3曲ほど選曲しました。
今日(7/11)はそのうちの1曲《Nardis》を紹介します。
この曲はトランぺッター、マイルス・デイヴィスの作曲と言われていましたが、エヴァンスとマイルスが一緒に活動していた時期にエヴァンスが作曲した曲であるということが確かな説のようです。
エヴァンスはこの曲は生涯何度も演奏し、収録もしていたようで、本人もお気に入りの曲だったんですね。
エヴァンス、スコット・ラファロ(ベース)とポール・モチアン(ドラムス)のファースト・トリオによる演奏はエレガントです。
現在、沖縄県那覇市の桜坂劇場で上映されているエヴァンスのドキュメンタリー映画「ビル・エヴァンス タイム・リメンバード」のサントラ的なアルバム『BILL EVANS SONG ON TIME REMEMBERED』からご紹介しています。
ルイ・アームストロング《Basin Street Blues》
ジャズを聴く前からこの方の名前は知っていました。
トランぺッターでありヴォーカリストであったサッチモことルイ・アームストロングです。
もちろん、現役時代は知りませんが、TVなどで20世紀を代表するミュージシャンであることは、伝わってきていました。
ただ、サッチモがジャズミュージシャンであることを知ったのは大人になってからでした。
ジャズを聴き始めた時にもやっぱりサッチモの演奏はそこかしこから聴こえてきます。
あのだみ声と伸びやかな若々しいトランペットの音色を何度も聴いています。
ジャズの生まれたニューオリンズの出身で、サッチモの演奏はブルージーであり、スゥイングできる演奏が多々あります。
今日(7/12)は《Basin Street Blues》を紹介します。
サッチモの歌声とサックスを楽しめます。
ジョン・コルトレーン《Say It》
土曜日の夜はお酒を飲みながら過ごす方も多いかもしれないですね。
レストラン、バーやご自宅などでお酒を飲みながらBGMはジャズ。
そんな時にはバラードがいい。
今日(7/13)はサックス奏者ジョン・コルトレーンの《Say It》を紹介します。
極上のバラードで、身も心も優しくなることでしょう。
デューク・エリントン《Take the A Train(A列車で行こう)》
ニューヨークにちなんだジャズを紹介しましょう。
ピアニスト、デューク・エリントン率いる楽団の《Take the A Train(A列車で行こう)》です。
ジャズ界の巨匠エリントンですが「バンドこそが私の楽器である。」と語っていたように、バンド・リーダーとして沢山の名演を残しています。
この曲のタイトル、「Take the A Train(A列車で行こう)」はニューヨークのマンハッタンの地下鉄の路線のことなんです。
ブルックリンの東側の「Far Rockaway Mott Av.駅」からマンハッタンでは主に8番街を縦に走り、マンハッタンの北「Inwood 207 St.駅」までの間を走っています。
僕もニューヨークを旅行した時に、ミッドタウンからハーレムに行くときに乗った覚えがあります。
地下鉄の綺麗な地図は、僕も旅行中にお世話になった、ニューヨークの日本人スタッフがいる旅行会社「あっとニューヨーク」のサイト(ここをクリック)をご覧ください。
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