大手賃貸アパートの施工不良問題から考える相続対策における土地の活用。
バレンタインデーですね。
世の中の男性陣はチョコがブレイクタイムでしょうか?
僕もお昼にランチをとった友人からチョコを頂きました。
ファミマの濃いめのホットブラックコーヒーと一緒にいただいています。
チョコの甘さが疲れた脳みそに栄養を与えてくれますね。
こんにちは!沖縄県那覇市の遺言・相続専門JAZZ好きの行政書士ジャジーこと城間恒浩です!
相続対策のアパート経営
最近、世間を賑わす賃貸アパート大手の会社によるアパートの壁の耐火性や防音性の施工不良問題。
建築確認時とは異なる素材を使っており、火事が発生したりすると深刻な問題を引き起こす可能性があるとして33都道府県の1324棟で、約1万4,000人が退去しなくてはならない事態となっているようです。
なぜ、このような事態を招いたのか、といえば工期短縮、人件費削減などのためと言ったことで、報道などによると現場の判断でやったことで経営陣の指示ではなく、知らなかったとされています。
その真相はこれから判明するのでしょうが、入居者やオーナーも大変ですよね。
ましてやその会社にとっては経営危機につながる問題かもしれません。
自業自得とはいえ、何も知らない従業員たちは気の毒でならない。
この問題となった賃貸アパートを施工・管理する会社は急速に経営を拡大してきたように僕には見えます。
僕の自宅兼事務所の周りにも数件あって、インターネット完備、家具や家電が付いているので、どこも人気の物件のようです。
確かに引っ越したら直ぐに最低限の生活ができるので、県外からの移住者の多い沖縄では便利かもしれないですね。
ニーズがあったということもありますが、このような賃貸アパートが増えたのは土地の有効活用や相続対策のことがあったからでもあります。
空き地の有効活用は所有者にとっても地域にとってもいい事だとは思います。
また、更地だと相続があった時の相続税評価が高くなってしまいますが、賃貸物件が立っていたりすると評価も下がりますし、建築費用を借り入れたのであればマイナスの財産となり相続税の財産評価の際に財産を目減りさせることも可能です。
複数の賃貸物件があれば、親から子への相続財産としても魅力的かもしれません。
そこで開発業者が、空き地の有効活用と相続対策を前面に出して、営業に出ているんですね。
こういった賃貸アパートは管理会社が一括借り上げでオーナーへの家賃保証もしてくれるので、アパート経営も数字が見込めるのでリスクは軽減できると・・・説明はされているようですが、この点は家賃保証の額が減らされたり、家賃保証費用が建築費に上乗せされていたりするようなこともあるでしょうから、しっかり話は聞いたほうがいいのではないでしょうか。
更地よりも貸家、アパートやマンションを建築して、土地の評価を下げ、さらに建築費用の借り入れでマイナスの財産を増やし、なおかつ月々の家賃収入を得るのは魅力的に写りますが、世の中の賃貸アパートなどのニーズやなによりも信用できる業者を選択できるかは重要なことかもしれないですね。
土地の有効活用や相続対策を考えるときには、開発業者だけの話を鵜呑みにして実行することだけは避けてくださいね。
今日のJAZZ
外は雨。こんな時にはバラードを聴きたい気分です。
そんなことを考えていたらサックス奏者デクスター・ゴードンの《Body And Soul》が目に飛び込んできました。
スタンダードナンバーを悠々と歌い上げるゴードンのテナーが心地よく、外から聞こえる雨音と綺麗なハーモニーを作り出しています。
【相続セミナー・説明会情報】
「誰でも取り組める終活と相続と遺言のはなし~幸せな相続の準備~説明会」
【開催概要】
◇開催年月日:平成31年2月27日(水)
◇時間:10:00~11:45
◇定員:先着12名
◇参加費:2,000円(税込)/名
※当日、会場にてお支払いください
【申込方法】
◇電 話098-861-3953
◇メールお問合せフォーム
題名に「2/27セミナー参加申込」と入力お願いします
【会 場】
沖縄県教職員共済会館「八汐荘」3階小会議室
那覇市松尾1-6-1
駐車場有(説明会参加者無料)
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【ラジオ番組パーソナリティ】
「ジャジーのJAZZタイム×幸せな相続相談」FMレキオ(FM80.6MHz)
毎月第1および第3水曜日21:00~21:50放送中。
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