知ってますか?遺言書の本文と同じくらい大事な「付言事項」とは?

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沖縄県那覇市は夕方から突然の大雨です。
最近は雷もすごい。
移動は気を付けないとね。
こんにちは!沖縄県那覇市の遺言・相続専門JAZZ好きの行政書士ジャジーこと城間恒浩です!

遺言書で法的拘束力のない部分が付言事項

遺言書は、遺言者の死後、法的拘束力のある文書です。
ですから、法的要件ががっちり決まっています。

一方で、遺言書に記す内容で、法的拘束力のない「付言事項」もあります。

「付言事項」とは、法的に効力の発するものではありませんが、家族への想い、遺言書を書いた理由、財産分与の方法を決めた理由、などを書いたりします。

法的に何かしらを確定するものではないですが、場合によっては、遺言書の内容と同じくらい大事なものとなります。

遺言書の付言事項はあなたのハート(気持ち)

「付言事項」を書いたほうがいい理由

通常、遺言書には、
「私の所有する沖縄県那覇市松尾5丁目5番地5号の宅地は、長男Aに相続させる。」
「私名義のレキオス銀行松尾支店普通口座999999は、長女Bに相続させる。」
「私の保有するおきなわレキオス株式会社の株式は、二男Cに相続させる。」
「沖縄家の仏壇及び墓の祭祀主催者は長男Aを指定し、祭祀主催に必要な財産の一切を相続させる。」
とか書いたりします。

これは、相続する財産分割の指定をしていますので、法的な効効力も発生します。

一方で、「付言事項」は、
「沖縄家の長男であるAには一家の中心となり、仏壇やお墓を管理し、祭祀主催者としてこの先も子孫繁栄のために家をしっかり守っていってもらいたい。
長男Aは、祭祀主催者として、経済的に困らぬように、相続する財産はほかの兄弟に比べて多く分与する。
二男C、長女Bと三男Dには、そういった事情があり長男Aの相続分がい多いことを理解し、長男Aをよく助け、家族がいつまでも仲良くいられるようにしてほしい。」
といった具合に、自分が遺言書を書いた理由や財産分与の方法を決めた理由を書き示すのです。

遺言書の付言事項

付言事項は貴方の想いを伝えることができる

遺言書は、自分の財産をどのように遺族に分与するのかを生前に書き示すことができますので、相続が開始したら故人の最終意思として尊重されるものです。

しかし、遺言書の内容があまりにも不公平であったり、相続人の権利である遺留分を侵害していたり、故人の意図することがわからなかったりすることで、せっかく書いた遺言書がもとで、争いが起きてしまうこともあります。

ですから、なぜこういった遺言書を書いたのかという「付言事項」はとても大事なんですね。
遺言書を書くときは、財産分与の方法もさることながら、付言事項にも気を使ってください。

だからと言って、上手い文章を書く必要はないです。
付言事項は、あなたの気持ちが伝えられればいいのですから。

ただし、あまりにも長文の付言事項は、遺言書が煩雑になりますので、簡潔に気持ちを書き示してください。

遺言書を書く人イラスト

今日のJAZZ

ピアニスト、ビル・エヴァンスのドキュメンタリー映画「ビル・エヴァンス タイム・リメンバード」が順次全国放映開始されていますが、沖縄は6月29日(土)から那覇市の桜坂劇場で封切の予定です。
待ち遠しくて仕方がないのですが、それまでに色々とエヴァンスの情報を仕入れています。
エヴァンスと言えば、ベーシストのスコット・ラファロとドラマーのポール・モチアンとのファースト・トリオでの演奏が有名です。
三者の掛け合いが素晴らしく、インタープレイと呼ばれる手法は画期的なトリオによる演奏です。
トリオのインプロヴィゼーション(即興演奏)は、独創的で美しかった。
ただ、このトリオでの作品はリヴァーサイドから出された4枚のアルバムだけでした。
ベーシストのスコット・ラファロが1961年に交通事故で亡くなってしまうのです。
今日はビル・エヴァンスのファーストトリオによるリヴァーサイドの2枚目のアルバム『Explorations』を紹介します。
エヴァンスの繊細だけではない、アグレッシブな演奏も楽しめる1枚です。

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中学生でもわかるやさしい相続と遺言のはなし~幸せな相続の準備~説明会

【開催概要】
◇開催年月日:令和元年6月29日(土)
◇時間:10:00~11:45
◇定員:先着12名
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※当日、会場にてお支払いください

【申込方法】
◇電 話098-861-3953
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沖縄県教職員共済会館「八汐荘」3階小会議室
那覇市松尾1-6-1
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【ラジオ番組パーソナリティ】

「ジャジーのJAZZタイム×幸せな相続相談」FMレキオ(FM80.6MHz)
毎月第1および第3水曜日21:00~21:50放送中。
ご家庭のラジオなら那覇市と浦添市、カーラジオなら北は読谷村、沖縄市、南は豊見城市、与那原町まで聴けます。
スマホのアプリならFMレキオのサイトでアプリをダウンロードすると日本全国、世界中で聴けますよ。
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城間 恒浩

代表者行政書士ジャジー総合法務事務所
沖縄県那覇市松尾の遺言・相続関係専門のJAZZ好きの行政書士。 2010年に父親と祖母を同じ年に亡くし2度の相続を経験。 その時に感じたのが「気軽に相続や遺言に関する相談先があったらいいのになぁ」ということ。 そんなことから、身近な街の法律家、遺言・相続専門の行政書士として、自分の経験や学んだ知識で相続でお困りの方のご相談にのっています。 行政書士は遺産分割協議書や遺言書作成などの相続関係のお手伝いもできるのです。 1971年9月生。国際協力関係の仕事に約11年間、社会保険労務士の事務所で約10年勤務後、2015年10月より現職。 エクスマ塾67期。エクスマ・エヴァンジェリスト15期。エクスマ学院1期。 JAZZが大好き。好きな場所は、沖縄とニューヨーク。 2016年9月よりラジオ番組パーソナリティーとしても活躍中。お気軽に「ジャジー」と声をかけてください!

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