一軒の家屋に1000名以上の相続人・・・不動産を所有したら遺言書を書くことを法定化できんかな。


運動会のモグモグタイム

今日は小学六年生の次男坊の小学校最後の運動会でした。
晴天で11月にしては日差しが強く、日向にいると暑かった。
次男坊は朝から張り切って出かけていて、エイサー、リレー、お手伝いのスターター役など、本当に良く頑張っていました。
何より、笑顔で楽しそうにしていたので、応援している僕ら家族もなんだか、嬉しかった。
5年生と6年生合同のエイサーは見事に踊り切って、素晴らしい演舞で、次男坊だけでなく他の子供たちの成長を感じて少しウルッとしました。
こんばんは!沖縄県那覇市の遺言・相続専門JAZZ好きの行政書士ジャジーこと城間恒浩です!

一軒の家屋に1000名以上の所有者!!

運動会の合間にSNSをチェックしていたら、凄い記事を見つけました。

京都新聞の電子版のようですが「たった1軒に相続人が千人以上…多すぎて解決策見えず」との見出し。

理論的にあり得るだろうとは思っていましたが、実際にこんなことも起きているんだな、と思ったのです。
僕も一つの土地に67名の相続人がいるご相談は受けたことがありましたけど、1000名は・・・どうにもならないですよね。

京都市内では、空き家の老朽化が目立っており、取り壊しなども所有者に指導するも、相続が繰り返されており、現在の所有者を特定できなかったり、所有者が多数に上っており、問題が解決できないといったことです。

建物や土地の所有権の登記は義務になっていないため、相続があった時などに、相続人間で話し合いがつかずに相続登記(所有権移転登記)がされていない家屋や土地が多数あります。

所有者がいるのだけれでも、連絡先もわからない状況で、京都市も困り果てており、そのうちの一軒が、大正時代に登記されて、その後相続による所有権移転登記がされていないため誰が所有者かわからず、相続人は恐らく1000人は超えているのではないかと、京都市は考えている、といったことを伝えています。

確かに理論的にはあり得る事でしたが、相続人が1000人に上っているようならもう解決策はないように思われます。
放置されており、1000人以上も相続人がいるような土地を裁判までして取得したい相続人もいないでしょうから。

ただ、こういった所有者不明の不動産を放置しておくことは都市計画上、好ましくないでしょう。
公共工事ができないといったこともありますが、害虫・害獣が住み着いたり、衛生的に悪影響が出たり、家屋の老朽化による倒壊は危険もはらみます。

そんなこともあり、京都市に限らず全国の市町村は空き家空き地問題に頭を悩ませているのだと思います。

老朽化した危険な家屋を取り壊すのには、お金もかかります。
市区町村が撤去し、費用を払ったとしても、本来の所有者に求償しますが、払ってくれる人も少ないようです。

こうなると超法規的な措置も講じる必要があるように思いますね。
長期間(5年位)、空き家空き地となっているところは市区町村が競売にかけられるようにするとか、市区町村の所有にできるといったことも必要でしょうね。

それと、個人的には不動産を所有したら必ず遺言書を書くことを法定化してもいいように思います。
日本の国土は狭い。
有効活用できないのは、困った問題だと思います。

今日のJAZZ

ジャズでは様々な楽器が使われますが、小さなコンボでは珍しいのがトロンボーン。
ビックバンドでは欠かせない管楽器です。
トロンボーン奏者と言えば真っ先に思い浮かべるのが、カーティス・フラーです。
カーティス・フラーの演奏で有名なのが《Five Spot After Dark》。
サックス奏者ベニー・ゴルソンが作曲し、一緒に演奏してますが、とにかくキャッチーなイントロが耳に残ります。
もちろん、全体としても楽しい。
数少ないトロンボーン奏者がリーダーとなる名演です。

【相続セミナー・説明会情報】

いまさら聞けない終活と相続と遺言のはなし ~幸せな相続の準備~ 説明会」

【開催概要】
◇開催年月日:平成30年11月27日(火)
◇時間:10:00~11:45
◇定員:先着12名
◇参加費:2,000円(税込)/名
※当日、会場にてお支払いください

【申込方法】
◇電 話098-861-3953
◇メールお問合せフォーム
題名に「11/27セミナー参加申込」と入力お願いします

【会 場】
沖縄県教職員共済会館「八汐荘」3階小会議室
那覇市松尾1-6-1
駐車場有(説明会参加者無料)

【ラジオ番組パーソナリティ】

「ジャジーのJAZZタイム×幸せな相続相談」FMレキオ(FM80.6MHz)
毎月第1および第3水曜日21:00~21:50放送中。
ご家庭のラジオなら那覇市と浦添市、カーラジオなら北は読谷村、沖縄市、南は豊見城市、与那原町まで聴けます。
スマホのアプリならFMレキオのサイトでアプリをダウンロードすると聴けますよ。
JAZZのリクエストや遺言・相続に関する相談はこちらへどうぞ!


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城間 恒浩

代表者行政書士ジャジー総合法務事務所
沖縄県那覇市松尾の遺言・相続関係専門のJAZZ好きの行政書士。 2010年に父親と祖母を同じ年に亡くし2度の相続を経験。 その時に感じたのが「気軽に相続や遺言に関する相談先があったらいいのになぁ」ということ。 そんなことから、身近な街の法律家、遺言・相続専門の行政書士として、自分の経験や学んだ知識で相続でお困りの方のご相談にのっています。 行政書士は遺産分割協議書や遺言書作成などの相続関係のお手伝いもできるのです。 1971年9月生。国際協力関係の仕事に約11年間、社会保険労務士の事務所で約10年勤務後、2015年10月より現職。 エクスマ塾67期。エクスマ・エヴァンジェリスト15期。エクスマ学院1期。 JAZZが大好き。好きな場所は、沖縄とニューヨーク。 2016年9月よりラジオ番組パーソナリティーとしても活躍中。お気軽に「ジャジー」と声をかけてください!

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