はっきり申し上げます。相続においては、家族は仲がいいから大丈夫は、幻想だと思ってください。

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一昨日からお酢を飲んでます。
かみさんが出産の内祝いでもらってきた長野県にある会社サンクゼールの商品「飲むお酢。」
三種類の味があったのですが、パッションフルーツを飲んでます。
ミルク割もいいとのことで試してみました。
たっぷりの氷と飲むお酢とミルクを半分ずついれると、ヨーグルトのようにとろみが出て美味しかったです。
お酢の味もそんなに強くなくて飲みやすい。
お酢は健康によくて、免疫力アップも期待できるようです。
こんにちは!健康に気を遣う沖縄県那覇市の遺言・相続専門JAZZ好きの行政書士ジャジーこと城間恒浩です!

飲むお酢パッションフルーツ味ののミルク割

遺産分割の優先順位

相続が開始すると、故人(被相続人)の財産を遺族(相続人)が分け合うことになりますが、財産の分ける方法には順番があります。

(優先)遺言書

最優先されるのは、故人の遺言書です。
遺言書は故人の最終意思ですから、優先されるのは当然でしょうし、遺族も故人の意思を尊重するでしょうから、遺言書があれば尊重するのではないかと思います。
また、遺言書があれば相続手続きは円満かつ円滑に進められることでしょう。

(第2の方法)遺産分割協議

次に遺言書がない場合には、相続人全員で遺産分割協議をする必要があります。
この遺産分割協議は相続手続き上ハードルがかなり上がります。
とても時間や労力がかかります。

というのも遺産分割協議は、相続人全員で話し合わなくてはなりません。
相続人が、痴ほう症などで判断の応力がなければ後見人を選任してもらう必要がありますし、行方不明の者がいるとか連絡が取れない人がいる場合には失踪宣告の手続きや不在者財産管理人を選任してもらう必要もあります。
相続人が、未成年であれば代理人を立てないといけなかったりしますし、相続人が親子の場合には親は子の代理人にはなれないので、特別代理人を選任してもらわなくてはなりません。
遺産分割協議は、お金、不動産、株式などの財産を巡っつての話合いですから、財産を目の前にした時に人が変わることもあるかもしれません。
相続人は経済的に困っていたり、お金に強欲な人やお金の話をするのは怖い反社会勢力が入っていることもありますが、そういった人たちを排除して、遺産分割協議をすることはできません。

相続人は様々な事情を抱えていて、遺産分割協議が始まると相続人当事者だけでなくその家族が口を出したりするようになり、まとまる話もまとまらなくなる可能性があります。

遺産分割協議では、目の前の財産を巡っての話合いのはずなのに、なぜかこれまでの積もり積もった感情が爆発したりもします。
決して仲が悪くなかった家族でも、相続をめぐって様々な言い分が出てきて、感情的になり、話し合いがエスカレートして修羅場となることもあります。

また、あの人がこんなことを言うとは思わなかった、ということが起きるのも相続です。
いつもは何も言わなかった優しくておとなしかった人が、遺産分割協議では厳しことを言ってきた、というのも少ない話ではありません。

遺産分割協議は、お金の問題を家族で話し合うのですが、家族とはいえお金の話合いをするのはなかなか難しいものです。

遺言書があるのと、ないのとでは大違いとなります。

(第3の方法)家庭裁判所での調停・審判

遺産分割協議がまとまらない場合には、家庭裁判所に話を持ち込むしかありません。
こうなると家族の人間関係もボロボロになる可能性があります。

家族の絆が切れてしまう可能性もあります。
特に申し上げておきたいのは、自分の家族は大丈夫、と思っている方こそ危険です。
はっきり申し上げます。相続においては、家族は仲がいいから大丈夫は、幻想だと思ってください。

家庭裁判所 遺産分割事件 推移

円満かつ円滑な幸せな相続の準備とは?

相続財産の分与方法には三段階あり、遺言書がない場合には、大変な苦労が伴い、場合によっては家族関係が壊れてしまうことが解ったと思います。

自分の築いた財産で、家族が争うことを望んでいる方はいないと思います。
自分の遺した財産が家族を幸せにできるように、しっかり準備してほしいのです。

具体的には、遺言書を書くことです。
遺言書は、財産分与の方法を明確にするとともに貴方の想いを伝えられる最後のお手紙であり、人生最後の大仕事です。

遺言書を書くと、皆さん晴れ晴れとした顔をされます。
気になっていたことが準備できて、自分も安心できるからなのだと思います。

ご家族が相続で争わないように、準備してください。

 

今日のJAZZ

ストレート・アヘッド・ジャズが好きです。
昔のアコースティックジャズ。
1940年代から1950年代に活躍したジャズメンの演奏を主に聞いてるかも。
今日は1957年に収録され翌年発表されたサックス奏者ジョン・コルトレーンとピアニストのレッド・ガーランド・トリオが組んだアルバム『John Coltrane With The Red Garland Trio』を紹介してます。
コルトレーンのサックスの音の大さとガーランドの軽やかなタッチのピアノの音色が楽しめる一枚です。

【相続セミナー・説明会情報】

遺言書が相続争いを回避する ~幸せな相続の準備~ セミナー」

【開催概要】
◇開催年月日:平成30年4月26日(木)
◇時間:午前10:00 ~ 11:45
◇定員:先着12名
◇参加費:2,000円(税込)/名
※当日、会場にてお支払いください

【申込方法】
◇電 話098-861-3953
◇メールお問合せフォーム
題名に「4/26セミナー参加申込」と入力お願いします

【会 場】
沖縄県教職員共済会館「八汐荘」3階小会議室
那覇市松尾1-6-1
駐車場有(説明会参加者無料)

詳細はここをクリック!

【ラジオ番組パーソナリティ】

「ジャジーのJAZZタイム×幸せな相続相談」FMレキオ(FM80.6MHz)
毎月第1および第3水曜日21:00から21:50
ご家庭のラジオなら那覇市と浦添市、カーラジオなら北は読谷村、沖縄市、南は豊見城市、与那原町まで聴けます。
スマホのアプリならAndroidはGoogle Playで「FMレキオ」、iPhoneはApp Storeで「Tunein Radio」で聴けます。
JAZZのリクエストや遺言・相続に関する相談はこちらへどうぞ!

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〒900-0014 沖縄県那覇市松尾1丁目15番7号 2階
電話098-861-3953
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城間 恒浩

代表者行政書士ジャジー総合法務事務所
沖縄県那覇市松尾の遺言・相続関係専門のJAZZ好きの行政書士。 2010年に父親と祖母を同じ年に亡くし2度の相続を経験。 その時に感じたのが「気軽に相続や遺言に関する相談先があったらいいのになぁ」ということ。 そんなことから、身近な街の法律家、遺言・相続専門の行政書士として、自分の経験や学んだ知識で相続でお困りの方のご相談にのっています。 行政書士は遺産分割協議書や遺言書作成などの相続関係のお手伝いもできるのです。 1971年9月生。国際協力関係の仕事に約11年間、社会保険労務士の事務所で約10年勤務後、2015年10月より現職。 エクスマ塾67期。エクスマ・エヴァンジェリスト15期。エクスマ学院1期。 JAZZが大好き。好きな場所は、沖縄とニューヨーク。 2016年9月よりラジオ番組パーソナリティーとしても活躍中。お気軽に「ジャジー」と声をかけてください!

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