相続税の心配もそうだけど、相続が争いにならないように予防策を考えるのが先。


こんにちは。
沖縄県那覇市の遺言・相続専門JAZZ好きの行政書士ジャジーこと城間恒浩です!

遺言書は相続が争いにならないための予防策となる

今日は個人事業主が確定申告で青色申告をするのに相談に乗ってくれる一般社団法人那覇青色申告会主催のセミナー「賢い相続・贈与セミナー」に参加してきました。

講師は、那覇市小禄の税理士上原登貴子先生。

相続税対策における相続財産、相続財産の評価方法、相続税の計算方法、贈与の有効性、誰が相続するのか、次の相続まで考えた税対策、相続における生命保険の活用など税理士の視点から示唆に富んだ内容でした。

そんな中で、上原先生がお話ししていたことで印象的だったのが「相続税の納付のことで困る人もいるけど、それ以前に相続の開始により争う人がたくさんいる。そっちの予防策を考えることが先ではないかと思う。その方法として、遺言書を書くことはとても有効である。」とお話しされていたことです。

やはり、遺言書は相続争いの予防策として有効であることを税理士も認識しているということです。

セミナーの一コマ

税金の心配もそうだが、まずは遺言書を書こう

相続税を納付する案件は100件中8件程度です。
約8%。

しかし、家庭裁判所への相続に関する相談件数は、年間死亡者数の約13%にも上るそうです。

平成27年1月から相続税の計算をする際の基礎控除額が4割も減り、相続税の大増税時代がやってきたと騒がれましたが、それでも相続税が課税されるようになった件数は全体の約8%なのです。

都心部に不動産を所有する一部の方たちの課税が増えたにすぎないと大まかには分析されてます。

しかし、相続争いは全国津々浦々で発生していて、遺産総額100万円に満たない額で争っている例もあるそうです。

これは相続争いが、決して金額の多寡ではなく、「感情」の問題から発生するものだからだと思われます。

目の前に、相続財産があって、遺言書がなく、財産の分与方法が指定されていなければ、相続人全員で話し合いますが、そうなると相続人の色々な事情がぶつかって、遺産分割協議が収まらず、場合によっては、争いにまで発展するのです。

また、相続は相続人だけでなく、周りの人たち、相続人の配偶者や子供などが口を出し始めて、当事者が振り回されることになることもあるのです。

ですから、相続税の心配も大事ですが、まずは家族が自分の遺した財産で争わないように、遺言書を書いてほしいのです。

今日の税理士のお話を聞いて、やっぱり遺言書は大事だな、と思ったのです。

今日のJAZZ

トランぺッター、ブラウニーことClifford Brown(クリフォード・ブラウン)の《What Is This Thing Called Love?》(恋とはなんでしょう)。
天才と呼ばれたトランぺッターの演奏です。
技術的には、あのマイルス・デイヴィスでさえもブラウニーには及ばないと考えていたのではないかと言われています。
若くして亡くなったブラウニーは、多くのジャズメンに慕われていた人格者でもありました。

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相続争いは誰にでも起こる可能性があります。
「自分には財産がないから大丈夫。」
「自分の家族は仲がいいから大丈夫。」
「考えるのが面倒。なんくるないさ~。」
と思っている人ほど相続争いを生む種を植え付けています。
そして、貴方が亡くなった後に見事に大輪の花を咲かせてしまうのです。

一方で相続争いは誰にでも起きえる可能性があるから、自分もしっかり準備して、家族の幸せを作り出そう、と思っている方もいらっしゃいます。

両者の考え方の違いは、ご家族の分岐点になるかもしれません。

相続争いの原因を知り、準備さえすれば、ご自身もご家族も安心し、人生の最後の瞬間まで幸せでいられると思います。
何も心配しなくていいのですよ。まずは、相続の事を知ってください。

【こんな方にお勧めです】
一つでも当てはまるようでしたら、是非、説明会へお越しください。
☑そもそも相続のことが、まったくわからなくて心配
☑どんなときに相続が争になるか知りたい
☑相続争いを避ける方法について知りたい
☑遺言書の書き方を知りたい

《日時》 平成29年8月29日(火) 午前10:00~11:45
《会場》 沖縄県教職員共済会館「八汐荘」 3階小会議室(那覇市松尾1-6-1)駐車場有
《定員》 12名
《参加費》2,000円(税込)
《申込方法》
・電  話 098-861-3953
・FAX   098-862-8641
・メール  お問合せフォーム  ※題名に「8/29セミナー参加申込」と入力お願いします

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那覇市久茂地3-9-11アーバンビル5F

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城間 恒浩

代表者行政書士ジャジー総合法務事務所
沖縄県那覇市松尾の遺言・相続関係専門のJAZZ好きの行政書士。 2010年に父親と祖母を同じ年に亡くし2度の相続を経験。 その時に感じたのが「気軽に相続や遺言に関する相談先があったらいいのになぁ」ということ。 そんなことから、身近な街の法律家、遺言・相続専門の行政書士として、自分の経験や学んだ知識で相続でお困りの方のご相談にのっています。 行政書士は遺産分割協議書や遺言書作成などの相続関係のお手伝いもできるのです。 1971年9月生。国際協力関係の仕事に約11年間、社会保険労務士の事務所で約10年勤務後、2015年10月より現職。 エクスマ塾67期。エクスマ・エヴァンジェリスト15期。エクスマ学院1期。 JAZZが大好き。好きな場所は、沖縄とニューヨーク。 2016年9月よりラジオ番組パーソナリティーとしても活躍中。お気軽に「ジャジー」と声をかけてください!

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